ふと七輪は防災で使えるのではないかと考えた方、実際にそんなことを目にした方、実際に七輪は防災でどのように使えるのかということを今回知ってみましょう。そして、いざというときに倉庫に眠らせておくことで役立つことが来るかもしれません。また、そんなつらい話ではなく、日常的に使う事だって可能です。今回は防災という点に着目して書いていきたいと思います。そして、他にもあった方がいいものメリットやデメリットも一緒に記述しております。これを読めば、カセットコンロなんて不要であるということがお分かりいただけるかもしれません。
七輪の防災におけるメリット
■燃料代がはるかに安い
まずはカセットコンロなどと比べて七輪は防災のときに、燃料代がはるかに安いです。通常のコンロで炭などを熱源として使うと、数回は入れ替えが必要になるかもしれませんが、七輪は少量いれておくだけで、かなり燃料が長持ちします。それだけに、あえてこれをバーベキューなどで利用している方も多いです。もちろんデメリットもそれなりにありますので、一緒にあわせて読んでください。結果的にコンパクトに荷物がまとまることも多いです。防災ならば、少し家の倉庫に余裕を持たせれば置いておくことはあまり邪魔にも思いません。
■寒いときにも大助かり
カセットコンロを利用しても、熱は確保することが出来ますが、七輪の最大のメリットは遠赤外線の宝庫です。これによって、寒いときにもすぐに温まりやすいです。カセットコンロだと、基本的にガスを利用するのですが、風が吹くとその熱はどこかに追いやられてしまいます。遠赤外線だとこの影響を受けずに、温まることが出来ます。だからこそ、暖房器具として活用されていることもあるのです。七輪に限らず遠赤外線はあらゆるものから出ているのですが、それを謡っているものは嘘であることも多いです。
■それゆえ調理にも使える
火起こしは面倒かもしれませんが、一回火をつけてしまえば長持ちします。それだけに、調理にだって応用することが出来ます。七輪を防災で使うというのは、実に賢い洗濯です。防災ではなくとも、今ほど日本が発展していない時代には、七輪が活用されていました。いつしか、これを使うことに臭いなどの問題で文句を言う人は増えてきましたが、昔にこれを利用するのは、ごくごくあたりまえの話でもありました。防災とはまったく関係ない話題になりましたが、世知辛い世の中になったものです。
■なんだかんだおいしい
なんだかんだの話、遠赤外線で料理するものはおいしいです。防災でおいしさというのは、意外にも重要であり、やはりまずい食べ物は、必然的に防災グッズであったとしても敬遠されやすいです。七輪で料理した米だったりも、実際の炊き上がりが違ったりするので、実際に使った方は驚く方が多いです。防災とはいわずに、日常に少しでも暇がある方は、これでお米を炊く練習をしておきましょう。やってみれば、意外に簡単なものです。
■カセットコンロより高火力を出せる
よく七輪だと微妙な火力しか出せないのではないかと思うかもしれませんが、実はカセットコンロより高火力を出せることがあります。それなりに空気を送ってやることが必要ではありますが、高火力がどうしても必要なときには、やはり七輪あってこそです。金属を処理しているYouTuberを見ていると、なんとなくこのあたりはご存知かもしれません。本当にカセットコンロのほうが効率がよければ、すでにそれを利用しているはずです。科学的にもしっかりと根拠があるものです。とはいえ、防災に高火力はあまり必要ないかもしれませんが、メリットといえばメリットです。
■燃料も地域によっては確保しやすい
地域によっては、木など熱源を確保しやすいところがあります。そういった自然あふれるところであれば、七輪は持っておいて損は無いことが多いです。同時にその他の道具も必要になるかもしれないので、これは後述してみます。また、こういったときであって、防災が長期戦になりそうなときには、炭の作り方も覚えておくと、いつかは役立つかもしれません。まだご存知ではない方は、YouTubeだったり、サイトだったりで勉強してみてください。
防災では七輪にデメリットもある
■室内では使いにくい
基本的に室内で七輪は使いにくいことが多いです。締め切ったような環境で使うと、防災をしているのに人生の終端を迎えることになります。それだけに、なるべく部屋で使うとしても、広い場所で換気もそれなりにできるようなところで防災では役立ててください。屋外の机の下において、足元を温めるというような方法で使っている方もいるようです。こういったとき、やはり遠赤外線の効果は侮れません。
■水に弱い
七輪はとても水に弱いです。清潔に保つために洗おうとした方ならばご存知かもしれませんが、崩れてしまうことがあります。土のようなもので出来ているので、もちろん水をかけると崩壊してしまうのです。文字通りそうなるわけではありませんが、ところどころかけたりします。それだけに、防災で使うとしても、水が少ない場所が好まれます。ただし、そのデメリットを解決した七輪も販売されているので、防災はそちらを選ぶと良いかもしれません。なんだかんだの話、七輪は防災で便利です。
■重いし場所をとる
七輪の防災でのデメリットは、重い上に場所をとることがあります。基本的に、防災でも避難所は選ばずに屋内で活動したりするような前提の方にはぴったりかもしれません。特にしっかりと設計された家であったり、そこを考えた設計であれば、よほどのことが起こらない限りは、耐えているところもあります。場所におけるデメリットもしっかりと考えた上で、購入してみてください。
防災に七輪を準備するならこれはもっておきたい
まず、一番に準備しておきたいのは、炭です。これは日ごろから確保しておきましょう。また、ライターなどを使うよりはマッチですこちらの方が、長期間使えるからです。周囲に資源がある方は、それを切り取るためのものは準備しておいてください。目の前に資源があるのに、七輪で使えないとなると、防災時にかなり落ち込むと思います。また、残りは割り箸は最低限準備しておきましょう。資源が無くとも、炭とこれがあれば、問題なく使えることが多いです。薪の確保が出来るような地域の方であれば、特にここは考えなくとも問題ありません。