七輪を使っての庭での焼肉、とても楽しそうですね。しかしながら、注意しておきたいことがいくつかあります。あなたが思ってもみないトラブル、そして七輪を庭で使った後に自分自身が焼肉でやらかしてしまったというようなことに気づく方が居ます。そうなってしまわないように、あらかじめ知っておくべき11個のことを把握しておきましょう。何事もなく、安全に楽しく家族や友達とやるためのテクニックと思ってください。それでは、実際に内容を一緒に確認していきましょう。
七輪を使った庭での焼肉で知っておきたい11個のこと
■煙対策は考えよう
まず、大前提として煙の対策はしましょう。もちろん、七輪を普通に使っていたら煙は出てしまうことがあります。そして、それが元で周囲から苦情が出てしまうことがあります。そんな苦情を一蹴りする方もいるのですが、それ以前の話でホルモンを大量に焼いて無理やり火力を増加させようとする人がいますが、あれだと肉そのものもあまりおいしくなくなるのでやめておきましょう。七輪でのメリットは、遠赤外線の利用です。そして、炭も少なくの利用で良いのがメリットです。そこをしっかりと考えましょう。
■ウッドデッキなら脂の対策をしろ
七輪を庭で使うとしても、素敵なウッドデッキがあるというようなこともあります。そういったところで使うのであれば、周囲に脂が飛び散ってしまわないように要注意です。材質によっては、掃除が面倒だったり、最悪メンテナンスをしなければならなくなります。あらかじめ、アルミシートやブルーシートで養生しておく必要があります。その点について大丈夫な素材であれば気にする必要はありません。また、敷くとしても100均で販売されているものがありますので、そちらを利用すると経済的です。
■車には要注意
七輪での庭での一番のデメリットは、車を持っている方です。基本的に、煙対策を行わずに七輪を利用することで、煙と脂が周囲にやっていくのです。10mくらい離していても、何も考えずに行えば翌朝車を見てみると、窓ガラスに脂が付着して、掃除が大変だったなんてこともあります。特に、車を新しく調達した方は、何かしらの対策をしておきましょう。筆者はここが盲点であり、特に苦情などはなかったものの、翌朝車を見てびっくりしたことでした。基本的に、前述した煙対策をすれば、気になるほどではありません。
■夜間は騒ぎすぎでの苦情に注意
七輪を使った庭での焼肉は、ついついテンションがあがってしまうものです。大人でもニヤニヤが止まりませんね。子供なら、なおのことだと思います。しかし、夜間に行う場合にはいつの間にか盛り上がりすぎて、騒音になってしまうことがあります。楽しいのは分かりますが、夜間になると少し声のボリュームを下げましょう。また、昼であっても、周囲は常に起きているわけではありません。夜間の仕事の方も居ます。騒ぎすぎるなというわけではありませんが、なるべく常識的な楽しみ方にしましょう。
■七輪はじっくりが基本
七輪は基本的に、焼肉をするのであればじっくりを守りましょう。特に七輪を使う前にはすでにお腹がペコペコなんていう場合もあります。そういった方であれば、ちょっと前菜などを準備しておいて、じっくりお肉を焼くといった方法をとりましょう。こういった待ち時間の流れのまったりさも含めて、本来は楽しむものです。最近は、時代も変わり、効率化され、楽になったかと思いきや慌しい時代です。それだけに、古来の日本に戻ったかのようなゆったりと静かにという気持ちで七輪を利用しましょう。
■水と七輪は相性が悪い
七輪での焼肉も終えて、庭でバサーっと水をかけてしまう方が居ます。これは、かなりまずいことになるのでやめておきましょう。ご存知の方は、すでに当たり前すぎる知識かもしれませんが、七輪を使う方は庭で使い終えて火の後始末でということで、思いっきり水をかけたところ、七輪が壊れたということもあります。見た目に影響がなくとも、時間の経過とともに崩壊していきます。知っておかないと、高い七輪を持っている方だったりは、かなりの損をすることになってしまいます。
■スキレットは万能
七輪があるのであれば、筆者はスキレットを持っておくことをおすすめしております。特にお高い綺麗な霜降りの肉を焼くときには、七輪よりスキレットの出番です。大事な油までも一瞬で落ちてしまうので、せっかく七輪で焼いたとしてもスカスカになってしまいやすいです。それだけに、スキレットこういったときに準備しておくのです。また、煙の対策にもなるので七輪を楽しんでいる最中に、苦情が来てしまえば、スキレットに切り替えて楽しむ方法もあります。これだと、臭いの影響が小さくなります。
■肉はボロくても大丈夫
七輪を使っての庭の焼肉であれば、奮発して高いものをと思うかもしれませんが、安い牛肉などで問題ありません。むしろ、それらをおいしく食べることが出来るのが七輪の最大のメリットなのです。めちゃくちゃ高い焼肉屋でそういったお肉を使うところは、ほとんど鉄板です。反対に、七輪を使うところであれば、そういったお肉は向かないので、脂肪分が少な目のお肉を使っていることが多いです。よって、スーパーで購入した程度の肉の方が七輪には最大に向いていることになります。
■一人なら幸せを噛み締めろ
庭での七輪を利用しての焼肉で、一人の方もいます。文字通り、独身の方や、家族が居てもたまたま留守番ということもあります。そういったとき、他の家庭だったり道行くカップルがなぜか輝いて見えることがあります。いわゆる隣の芝は青いというやつです。いずれにせよ、庭で七輪を使った焼肉、これはどう見ても幸せな出来事のひとつです。
■箸は余分に準備しろ
庭というだけに、箸はなるべく多く準備しておきましょう。その理由として、生肉を焼くための箸、食べるための箸などをせっかくわけていたとしても、間違って使うことはあります。さらに、火起こしとして使うことも出来るので、なるべく多く準備しておくのです。一度庭に出ると、屋内に入るのがめんどくさくなってしまうこともありますので、この点についてはめんどくさがりの方であれば気をつけておきましょう。筆者はまさにそのタイプなので、袋ごと外に出しております。また、お子様が居る方であれば、落としてしまうこともあるかもしれません。
■コンクリート地面に要注意
庭でも全体的にコンクリートのところがあります。そういったところであれば、直接コンクリートの上に七輪を置くのはやめておきましょう。地面が汚れてしまうのはもちろんのこと、悪い方向で地面が過剰に暖まって、水などをかけて掃除をしているといつの間にか軽く亀裂が入っていることがあります。可能性としてはなくはないので、しっかりと敷板を準備して置いてください。ここについては注意されていないサイトも多いので、気をつけるべきことかもしれません。下手すると地面が爆発することもあります。