七輪でさんまがくっつく場合の対処法【初心者向け】

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七輪でさんまを楽しく焼いて、いざひっくり返すときに自分の意思に反して、くっつくことがあります。そんな時、買い物をして、ウキウキな気分で持ち帰り、火起こしをしてという苦労が走馬灯のように浮かび、七輪の網などにくっつくさんまを見て、耐え難い苦痛を覚えている方が世の中で続出しております。そんなとき、どうしたらいいのかということを紹介してみたいと思います。いくつか方法を書きますが、おすすめなのは冒頭に書く2つのことです。七輪でさんま以外のものを焼くこともあると思いますので、気に入った方法でお試しください。

七輪でさんまがくっつく方へ

七輪でさんまがくっつく方へ

七輪でさんまがくっつくのを防ぐ方法

■網にお酢スプレー
一番簡単なのは、七輪でさんまがくっつくのを防ぐために網にお酢をスプレーしてみましょう。これでびっくりするほどくっつくことを防ぐことが出来ます。なるべく焼く1時間くらいまでに行って乾燥させておきましょう。もしくは、レモンなどのすっぱいものを使う方法もあります。さんまを一緒に食べる時の薬味としてあまったものは使いましょう。初心者向けで一番簡単なのはこれなのですが、どうしてもないというような場合もあるかもしれません。それならば、次の方法を試してみましょう。

■魚を焼く網を買う
魚を挟んで焼くためのものが、お近くのスーパーに販売されているはずです。なければ、キャンプ用品が販売されているところにありますが、それを使うというのも1つの手です。さんまそのものを焼くときや、ひっくり返すときに形が崩れるのを防ぐことが出来るメリットもあります。ただ、取っ手が熱くなってしまうので、しっかりと耐熱性のある手袋などで、手先を保護してからこの作業は行いましょう。絶対にくっつくのだけは防ぎたい、なんとかブログ用に写真を撮影したいという方にはぴったりの方法です。

■なるべく火との距離をあける
様々な七輪でさんまを焼いている人を見ると、かなり火とさんまの距離が近すぎることがあります。七輪で、火との距離が取れるものがあれば、なるべくそれを使ってさんまを焼いてみてください。近すぎても、生焼けで表面がこげたりすることがあります。見た目は焼けていたとしても、中身はまだまだ火が通っていないというようなことも体験するかもしれませんので、このあたりの手段はどのみち行っておいた方がいいかもしれません。難しい場合には、次のこともお試しください。

■強火で焼きすぎない
さんまを七輪で焼くときにくっつくのは、強火すぎる可能性もあります。基本的に遠火で強く焼けという指示もありますが、そういった環境が実現できない場合もあります。そうであれば、使う炭の量をなるべく調節して、そういった焼き方をする方法もあります。大半は、さんまと炭までの距離がほとんどないようなことが多いです。そうかといって、距離をとるための道具がそろっていないことも多々あります。そこで、こういった手段でやることが必要なのです。そして、次に書くこともあわせて重要です。

■火が落ち着いてから焼く
さんまを含め、たんぱく質を焼くときには、火が落ち着いてから焼くのが鉄則です。あまりにも火がメラメラとなっている中で焼くとなると、表面しか焼けません。それに、油もいきなり落ちてきて、煙が大量発生することもあります。場合によっては、近所から苦情が来てしまうなんてこともあります。筆者は七輪で焼くさんまはそこまで気になりませんが、仮にこれが苦手な食べ物で、近所の方が嫌いな臭いであれば、かなりの勢いで注意してくることもあるかもしれませんので、ここはお気をつけください。何より、さんまがおいしく焼けないです。

■塩をたっぷり塗る方法もある
30分前に塩をたくさん塗る方法もあります。七輪にさんまがくっつく場合には、思ったより効果的な方法です。しかしながら、量を把握していなかったり、不完全であれば、またくっつくことがあります。さんまの脂がすでに溶け出していたら、そこでまた塩が流れ出てしまう可能性もあります。焼いている途中にポタポタと落ちてしまうこともあるかもしれませんので、このあたりの要領を把握していない方は、あまりおすすめしない方法です。ただ、慣れたらこの方法は便利といえばかなり便利です。

■網はあたためておく
七輪でさんまがくっつく場合には、網がしっかりと温まっていないこともあります。これは肉でも同様なのですが、あまりにも腹ペコで勢いで乗せてしまうと、かなりの確立でほとんどのものがくっつく可能性があります。しばらく、網をあたためておく必要があります。そして、焼いてやることで表面のたんぱく質などが一気に変化して、網にくっつくのを防ぐことが出来ます。ただ、これだけでは不完全な場合がありますので、前述したお酢のスプレーやレモンなどはあわせてやっておくべきです。

■そもそもしっかり焼いていたか
そもそもの話ですが、しっかり焼いていなかった可能性も考えられます。中途半端な焼き加減でひっくり返している人が居ますが、これはおすすめしません。そして、せっかくのジューシーな脂も流れ出てしまい、さんまもスカスカになってしまいます。基本的にひっくり返しすぎるのもよくないです。両面とも1回ずつで焼ききるくらいの精神で行ってください。これは、さんまだけではなく肉も同じです。頻繁にひっくり返して焼くのと、1回ずつでは明らかに味が違うことでしょう。ひたすら釈迦や神のような落ち着いた精神で焼くのです。

■風除けはしっかりとしておこう
風除けはしっかりと行っているでしょうか。七輪は屋外で使うものですが、そこで風の対策がしっかりしていないと、一部は焼けて、一部は生焼けなんてこともあります。そして、七輪から出てくる火はIHやガスコンロのように一定ではありません。風の対策はしっかりとしておくべきです。ダンボールを使う手法などがあげられていますが、初心者の場合は下手すると火事になってしまうので、キャンプ用品で使うようなアルミの風除けが販売されております。そういったものを使うのが安全です。

■ひっくり返しすぎ注意
もう一度似たようなことを書きますが、ひっくり返しすぎは、七輪でさんまを焼くときに注意です。焼いている途中は、特に形が崩れやすいです。ヘルシーに食べたいのであれば、それはもうぐるぐる回しながら焼くべきですが、大半の目的はおいしく食べることです。それだけに、このあたりはしっかりと覚えておきましょう。そして、ここまで書いたことでもイマイチに思ったり、実現できないなと思うかもしれません。そうであれば、次のことを最後にお試しください。これもかなり簡単にくっつくのを防ぐことが出来ます。

■秘儀!網2枚!
網を2枚使うのもさんまがくっつくことを七輪で防ぐことが出来ます。原理としては、魚を焼く網と変わりません。もしくは、網はそもそも捨てる予定の100円くらいのもので大きめの物を使っている場合には、最後に曲げて二つ折りにして焼いてやるのもありかなと筆者は思います。事実、片付けの手前に捨てる前提の100円の網を準備して、折り曲げて使ったことがあります。アウトドアらしいワイルドな方法かもしれません。見た目はともかく、さんまをおいしく焼くことが可能です。頻繁にひっくり返したい方にもおすすめです。


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