運動会というと、実は親も子供も両方ともめんどくさいと思っていることがあります。筆者も色々と運動会のことについて書いておりますが、めんどくさいと思うことがいくつもあります。また、ネット上からそうだと思われる理由について集めてみました。あるあるな共感ネタとしてや、実際めんどくさいと一度考え出すと止まらない方もいるかもしれません。そういった場合、考え方はどうすればいいのかということについてもアドバイスしてみたいと思います。
運動会がめんどくさいと思われる理由
■荷物の準備が多すぎる
まず、運動会のめんどくさいところは、とにかく準備しないといけないことです。ほぼ1日中過ごすため、荷物がどうしても多かったり、忘れ物をすると場合によっては、それ以上にめんどくさいことになってしまいます。このあたりは、世の中の親が抱えるお悩みポイントでもあります。また、子供がプログラムに参加していない時間の方が多いです。そうすると、どうしても暇になってしまうこともあります。その時間は家でゴロゴロしたいですよね。こういった気持ちは同じ親として筆者も分かります。
■車で移動できない
運動会がめんどくさいのは、車で移動することが不可能な場合もあります。駐車場のスペースに限りがあることも多いので、どうしても多くの親は徒歩や自転車になってしまうこともあります。子供としては、通学手段として慣れていることが多いのですが、普段あまり歩かない方であれば、道中疲れてしまうこともあります。そして、そういった苦労を考えると、やはり精神的にめんどくさいという思いになっても仕方ありません。ここは、運動不足解消と割り切るしかなさそうです。理屈はわかっていても、やはりめんどくさいものです。
■うるさすぎる
運動会はとにかく、うるさいです。大音量で流れる音楽だったり、スタート合図の音だったり、それなりに周囲に聞こえなければならないので、必然的にうるさくなってしまいます。これは筆者と同じ考え方の人であれば、そういった環境はかなり疲れてしまいます。場合によっては、騒音は頭が痛くなってしまう原因にもなりかねません。実は音に敏感な大人は増えており、そういったことを予測してしまうと、めんどくさいのです。なるべく耳栓などを持っていきましょう。
■とにかく疲れる
とにかく運動会は疲れるのでめんどくさいという意見も少なくありません。騒音や、渋滞、周囲の人に少なくとも気を遣わなければなりません。自宅同様にごろごろすることができない環境だと、余計に疲れてくるでしょう。だからこそ、運動会はめんどくさいという考え方になっても仕方ありません。筆者もこの理由には、同感で、周囲のお付き合いも考えると、下手な行動や発言はできません。家族に対しての失言であれば「ごめん」くらいで済むかもしれませんが、周囲相手となると、一度与えた誤解は中々解消しづらいです。
■弁当が実はめんどくさい
これは運動会を迎える世の中のお母さんたちが本気でめんどくさいと思うポイントかもしれません。普段の給食の文化は日本ではとてもありがたいことです。また、お弁当を準備するにしても、子供好きな献立を考えたり、それどころか料理があまり好きではないという方もいます。また、子供同士や、周囲にお弁当は見られることがありますので、自宅のような手抜きも難しいです。何より食べるのは一瞬ですが、買出しから作る、片付けまでの手間を考えると相当なものです。
■明日の仕事を考えると気が重い
運動会がめんどくさいのは、働いている方もそうかもしれません。明日の仕事を考えると、やはり休日を消費してまで、参加するのは気が重いです。少しでも体を休めて、明日の仕事を頑張りたいという方も少なくはありません。運動会というお休み中にも行われる行事のおかげで、世の中のお父さんとお母さんは心身ともに疲弊するかもしれません。ぶっちゃけ、学校が弁当を準備して、見たい人にはライブ配信をするというような近未来的なやり方もありなのではないかと筆者は思います。予算とセキュリティを考えると、まだまだ先の話にもなりそうですが。
■ママ友の付き合いがめんどくさい
運動会でめんどくさいのは、ママ友で固まらないといけないというようなこともあります。特にしゃべるのが苦手な方は、集団で四六時中しゃべるというのは、しゃべることが得意な方に比べて、かなりの苦労でもあります。それを考えると、運動会が途端にめんどくさいという気分になってくるかもしれません。地域柄、ぼっちでも大丈夫なところがあるところもありますが、ママ友同士の関係で、子供との友達関係にも影響が出てくるというところもあるかもしれません。
■というか、張り切ってるやつがめんどくさい
これは筆者が思うことです。運動会については、全力で張り切る方も居ます。筆者は張り切るタイプの人間ではなく、むしろこれらに対しては否定的な人間です。それがこじれて、こんな記事を子供向けに書いたくらいです。すでに、見ているだけで筆者とはまったく違う人種であり、なんだか暑苦しいなと思ってしまう部分があります。もちろん、楽しんでいる人たちでもあるので、そういった方を否定したいわけではありません。ただ、見るとめんどくさい気分になるのです。
■子供も運動会はめんどくさい
大半、運動会で親がめんどくさいと思っていれば、子供もめんどくさいと思っている部分もあります。運動会は楽しみかと聞くと、子供は親に合わせて楽しみだと応える可能性があるので、運動会はめんどくさいよなとむしろ、切り出してみてください。中学校以外であれば、ぶっちゃけ子供と価値観が合うのであれば、あえて休んで家の中でゴロゴロしてもいいかもしれません。本来の運動会の目的を考えれば、とんでもないことをしているのであまり表立っておすすめはできません。
運動会がめんどくさい場合の考え方
いろいろな理由を知ったとしても、やはり運動会はめんどくさいものです。そんな中、筆者はどういった気持ちで運動会に参加しているかというと、考えてみると運動会というのは、片手で数えるくらいしか参加しないかもしれません。子供の思ってもみない能力を親が見つけ出すこともできる良い機会です。中には親が居るのでがんばれるという子供もいるかもしれません。めんどくさいなりに、子供の良いポイントも見つけることが出来て、今後の教育方針にも役立つので、運動会に対する子供の姿勢も観察してみてください。