年越しになると、増えてしまうマイナスの出来事があります。それは、あなたも体験したかもしれませんが、喧嘩です。もしくは、年越しをしても喧嘩を続行してよい年末年始を過ごせなかったというところもあるかもしれません。そんなときに仲直りする方法や、あなた自身の考え方はどうすればいいのかということについて、書いてみたいと思います。主に今回はカップルや夫婦向けです。それ以外でも、友達だったり、むしろ他人だったりとのトラブルも増えやすいシーズンでもあるのです。
年越しはなぜ喧嘩が増えるのか
まず、ちょっと気になるのが年越しに限ってなぜ喧嘩が増えてしまうのかということです。筆者の両親も過去に、年越しで喧嘩をすることになってしまいました。簡単に理由を書いてみると、母が体調を崩しており、父が看病するわけでもなくひたすら放置、ここまではどこの夫婦にもありがちなことですが、さらにタイミングが年越しということで、何もかも最悪の事態になってしまった子供ながら鮮明に覚えております。まだまだ、親元で育っている子供は親が喧嘩するとかなり精神的にダメージを受けるものです。筆者のところの場合はそんな感じです。で、結局のところこれは一部の理由などにしかすぎません。年越しはなぜ、喧嘩が増えてしまうのかということですが、年末年始は休みになっている企業が、年始はゆっくりとできるように作業を大詰めでやったり、帰り道も混雑していたり、そんな世の中のあわただしい雰囲気に自分自身が飲み込まれていたりと、必然的に社会で暮らしていれば精神的にも追い詰められてきます。12月は師走とも書き、普段はのほほんとしてる坊さんでも走るほど忙しいということから、誕生した言葉です。要するに、年越しはそれぐらい忙しいので、世の中の誰もが精神的にピリピリしていたり、ネガティブ思考になりやすかったりします。加えて、寒いこの季節。気圧も低く、体が冷えることが多いです。それによって、誰もがうつ思考になりやすいのです。冷えは万病の元というのは、あながち嘘でもないことがこうして、読んでいてわかってきたかもしれません。
年越しで喧嘩になったときのあなたの考え方
さて、理屈的なものはともあれ、年越しで喧嘩になったというような方はどうすべきなのかということを書いてみたいと思います。ちょっとイラっとくるかもしれませんが、喧嘩というのは同じレベルでしか成り立たないものです。特に夫婦やカップルの喧嘩は、当人ら同士はとても真剣に悩んでいたり、イライラしていたりということがあるかもしれません。しかしながら、よく考えてみれば根本はちっぽけな理由だったり、解決策を改めて冷静になって考えてみたら喧嘩するまでもなかったなんてことがあります。「私はそんな理由で年越しに喧嘩したのではない」そう思われる方こそ、真剣に読んでおくべきです。結局この考え方をしたところでどうなるのかといったことですが、まずは仲直りのきっかけにもなったりします。そして、問題は思ったより小さなものであると捉えることによって、精神的な余裕もできてきます。結果的に、あなたが大人になれ、現実的な解決策が見えてくるはずです。
年越しの喧嘩はいかに早く折れるかが仲直りの秘訣
人によっては夫や妻、彼氏や彼女をとにかく言い負かしてやるまで、年越しであっても喧嘩は終わらないというくらいまで腹をくくっているかもしれませんが、そもそも精神的に疲れるだけなのでやめておきましょう。これが友達であってもです。年越しの喧嘩というのは、先ほども書いたとおり、ほとんどは小さな理由です。そんなことから、一度自分から折れて、仲直りの話合いをしましょう。方法は難しいように見えると思いますが、これが実行できるか出来ないかが差になってきます。反対にあなたが年越しの喧嘩をした状況で、仲直りの話を持ちかけられると、少なくとも悪い気分はしないと思います。とにかくこれがどれだけ早くできるかです。特に年越しで済んでいるならば、今のうちです。元旦は楽しい日にしましょう。
もし、仮に先ほど書いたような小さな理由ではなく、長期的に解決が必要な問題だったりがあると思います。そんなときの年越しの喧嘩というのは、解決のしようがないように思えるかもしれませんが、1つだけ仲直りを喧嘩を再開してしまわずにやる方法があります。それは、カフェなどに連れて行くことです。人が居るのが重要です。道中は無言でもいいです。場所をいつもと変えることによって、話の真剣さをまずは相手に伝えます。少なくともこういった習慣はほとんどの場合ないと思うので、逆に同じ状況であなたが連れて行かれたらむしろ、びっくりするかもしれません。あと、すでに結婚して子供が居る方は必要以上にショックを与えなくとも済みます。そして、カフェなどについて、とりあえずはお互い落ち着きながら、淡々と話し合いましょう。このような場であれば、簡単に男性も暴れることもできませんし、女性もヒステリックを起こすこともありません。場が強制的にお互いを冷静にさせるのです。後は思っていることを淡々と静かに切り出していくだけです。この場合、感情的になりたい双方の気持ちはわかりますが、それはあなたの意見が伝わってからでも遅くはありません。筆者は少なくとも、このような方法で年越しの喧嘩ではありませんが、早めの仲直りができております。
とにかく嫌な気分で過ごすことが趣味ではない限りは、さくっと仲直りしてみましょう。そして、楽しい年越しもしくは、元旦を迎えてください。