南海トラフに関する情報をいくつかあなたも、ネットで目にしてきたと思います。個人サイトや政府のサイト、Twitter、LINE、Facebook、さまざまな場所で見かけると思います。そして、その中でもかなり気をつけておきたいのがデマ情報です。当サイトもいくつか、南海トラフに関する情報を配信しておりますが、デマにならないようにこれはあくまでも可能性としてというような言葉を付け足しております。さて、今回はそんな情報に対してなぜ気をつけるべきなのかということについて紹介してみたいと思います。
南海トラフのデマは被害想定の1つとして国が挙げている
さて、南海トラフのデマについては、国が想定している被害として挙げております。これは南海トラフの話ではありませんが、以前災害に関するデマ情報が拡散された結果どのような事態が起こったかご存知でしょうか。人の命がなくなってしまいました。また、デマ情報により、国内が混乱してしまいます。食べ物や飲み物を買い占める人による必要な資源の枯渇や、治安の低下が起こってしまったり、暴動なども起こってしまいます。また、実際に南海トラフで被災してしまった場合は、人間の精神はもちろんナーバスになってしまいます。それによって、デマ情報を得てしまった被災者の精神的な疲れなども考えられます。これについては、しっかりと国が想定している被害の1つでもありますので、こちらの情報を参考にしてみてください。もしくは、画像で読みやすいように貼り付けてみました。
南海トラフのデマといっても何に気をつければいいの?
■根拠のないTwitterやFacebookでの個人の発信する情報
まず、一番国が警戒しているのが南海トラフのTwitterなどのSNSにおけるデマです。これは地震が起こってしまうと、様々なデマが発信されることがこれまでの流れです。「○○日に地震が起こって、23時間後に本震で震度6が~」というようなツイートはもうお決まりのデマといっても過言ではありません。そんな情報に限って、何千、何万と拡散されてしまっています。根拠としては乏しい情報であり、実際には南海トラフなどの大きな地震が起こってしまうことを望んでいる方が多いようにも思えます。
■自分が加害者になっていないだろうか
先ほど書いた南海トラフなどの地震のデマなどに関して、なんとなくこれは皆がいいねをしていたり、拡散ボタンを押していることから、有益な情報だと判断する方がいまだ多いように思えます。もしくは、晒しなどの目的でやることもあります。いずれにせよなのですが、それを目にしたあなた以外の方も不安を覚えたり、それが重なって、人の命まであなたが間接的に奪ってしまっていることになります。そんなつもりはない方が大半でだと思いますが、実際にはそういった結果をもたらしているのです。筆者も情報収集のために各SNSを利用しますが、デマを拡散している方は多いのでお気をつけください。悪意がないだけに本当にタチが悪いです。
■地震雲などの報告
例えば、ネットで見るデマ情報の1つとして、地震雲が挙げられております。これは南海トラフに関する情報でもいくつか、流れているのを見かけますが、現時点ではこれによって地震の前兆なりを確認したり、判断したりする基準などにはならないことを気象庁が発表しております。こういった小さなデマだったり、オカルトレベルの話を信じてしまう方は多いです。もし、そんな情報を目にしたとしても、本気にはしないでください。それを信じて、その後デカい地震が何度起こったことがあるでしょうか。
■得た情報は正しいものかしっかりと検証する
これは、筆者も気をつけていることですが、ネットを利用しているとデマ情報というのは当たり前のように目にしてしまいます。そして、自分もその発信源になっている可能性があります。それだけに、本当に得た情報は正しいのか、南海トラフを含めて自分でも検証してみるようにしてみてください。特に当サイトに書いてある情報を曲解してしまう方もたまに見られ、その都度ではありますが、情報をしっかりと赤い太字にするなどして訂正しております。文章をしっかり読んでいない方も多く、それを元に発信してしまうこともあります。
■日付を指定するものはほとんどデマ
○月○日に南海トラフは起こる、そういうような予言や未来人に関するデマが起こっております。大抵はサイトを運営している方が、広告費を稼ぐためだったりするのですが、それにまんまと引っかかっている方も少なくはありません。過去に的中した南海トラフや地震のデータなどを挙げている方で、それを元に信じる方もいますが、そういった情報はネットだけに改ざんできるのです。当サイトでもやろうと思えば、この記事は10年前から存在していたよなんて書くこともできます。
■大きなサイトもデマを流してしまうこともある
最後にこれも気をつけておきたい南海トラフのデマなのですが、結果として大きなニュースサイトだったりもデマを流してしまうこともあります。特にそれなりの影響力のある新聞社だったり、大手サイトだったり、いろいろあるかもしれません。そして、その影響力に圧倒されたり、真実であるかのように勘違いしてしまうこともあります。しかしながら、特に大手だったりは数百円程度でライターを雇っていたりすることもあり、情報の検証などされていないこともあります。もしくは、陰謀論なども目にしてしまうこともあるかもしれません。信じるかどうか、これは個人の勝手ではありますが、それを広めて人を不安に陥れないように気をつけておきましょう。
南海トラフのデマは国が対策することも必要
最後に南海トラフのデマについて、国に問いかけるという意味でも、書いてみたいと思います。いくつか国の南海トラフに関するデマの対策などについて書いているのを見かけますが、いずれもしっかりとした対策ではなかったり、もう少し急いで対処した方が良いのではないかと思います。実際に現行法で、デマを流したものに対する処罰をというような記録を見かけますが、まさに本当にそれくらいやらないとデマというのは少なくならないと感じます。特にSNSを四六時中、利用している層などは、承認欲求を満たすために平気でデマを流す方も少なくはありません。たまにそれについて、問い詰めているような方も見かけますが、大抵は罪悪感があるどころか、開き直ったような返信をしているユーザーも居ます。また、ラジオや南海トラフなどの張り紙などで、デマの部分についても強調するなどの対策が必要だと感じており、何かしらの国が目立つような形でのデマの対処が必要だと筆者は感じております。もしかすると、国のお偉いさんが見ているかもしれません。むしろ、それを期待しております。小さなサイトではありますが、個人はもちろんのこと、国が変わるきっかけにもなったらと思います。