チートデイという言葉を知った女性の方に向けて、今回は筆者が本気でチートデイを解説してみたいと思います。女性だからといって決まったチートデイがあるわけではありません。また、本当に女性らしき方が書いている記事も見かけるのですが、説明がちょっとイマイチなように思えますので、心配性な方に向けてや、1から本当に成功させるにはどうすべきなのかということを証拠と共に解説してみたいと思います。ちょっと長くなりますので、覚悟して読むようにしてください。
チートデイをしたい女性よ、その情報は本当に正しいか?
さて、世の中にはいくつもチートデイについて解説した記事が多くみられます。しかし、それらを解説しているほとんどのサイトというのは、肝心の成果を見せておりません。実際に、チートデイという単語をどこかで知って、それをとにかく記事にしてみましたよというようなサイトが多くみられます。言い方を変えれば、その中にデマなども混ざっております。考えてもみてください、その解説記事をメタボのおっちゃんおばちゃんが書いていても、それを確認する術はほとんどありませんし、あなたもそこまでは確認していないと思います。仮に、本当にそうだとしらシャレにならない話です。
そこまで言い切るからにはそれなりの成果を残してるんだろうなと思われるかもしれませんので、それを解説する筆者の体脂肪の乗り具合で、今後参考になるかどうかを判断して頂いた上で、納得して記事を読み進めてみてください。
それではある程度の証拠を出せたところで、チートデイについて1からおさらいをすべく、本気で解説してみたいと思います。
チートデイをする女性が抱えそうな疑問を書いてみる
■チートデイのやり方は決まっていない
まず、女性だけではないと思いますが、気にするのがチートデイのやり方そのものです。筆者が過去にこれまたかなり詳しく解説してみましたので、それは後ほど参考にして頂くものとして、実はチートデイにやり方は決まっておりません。基礎代謝の3倍、脂質はダメ、1食のみ、たんぱく質と脂質のみというようなチートデイがあります。これらの情報を見て、ますます女性の方は困ったかと思いますが、実はこれらに決まりはありません。まとめてみると、いつもより多く食べればいいわけです。ただ、食べるなら食べるで限界を超えて食べたほうが効果は出やすい傾向にあります。また、ダイエットの段階に応じて変えていく必要はありますので、それらは、リンク先の記事で勉強してみてください。
■カロリーも実は決まっていないし、糖質制限だろうがやっていい
さて、カロリーについてですが、実はこれらに厳格な決まりがあるわけではありません。基礎代謝の2倍、3倍など言われていますが、これといって決まっているわけではありません。1食分余分に増やすチートデイだってあるわけです。実は筆者もカロリー計算はほとんどしておらず、後から計算してみるとダイエットの反動かのように7,000kcal~10,000kcalまでは摂取しますが、それでも前述の証拠で出したような体脂肪の少ない体を実現しております。女性だからこれくらいという決まりもないので、ご安心ください。
■やりたくないならチートデイはやらなくていい
なんとなくトレンドのようにチートデイという言葉を知った女性の方も居ると思います。現代はチートデイを導入するのが義務感かのように解説されていますが、チートデイはそもそもダイエット時の停滞期を突破するよりも何よりも、精神的な回復効果が一番大きいと筆者は感じております。そういうのも、ダイエットというのは続かなければ意味がありません。一気に目標を達成したい気持ちは分かります。ただ、急がば回れという言葉があるように、なるべく最短で成果を出したいという場合ならばチートデイは必要だと感じております。
■本当に体重は減るのか
女性が一番気にしそうだなと感じているのは体重だと個人的に感じております。で、チートデイをして体重が減るのか、翌日から減るのかというような疑問があると思います。それはチートデイのやり方次第ではあります。脂質も糖質も気にせず、さらには塩分もドカンと胃袋に入れたら、翌日には体重は下がるどころか増えます。そうなると、ちょっとそれはまずいのではないかと思うかもしれませんが、運動をしている方ならば、それによって運動強度が高まるので、翌日から今までどおりのダイエット食に戻せば、数日以内に元の体重より下がっているのがほとんどです。翌日から体重を減らしたいのであれば、ちょっと制限をしたチートデイとして、例えば肉オンリーで脂質は気にしない、糖質は制限するスタイルだったり、反対に糖質のみで脂質と塩分は完全に摂取しないというチートデイもあります。
また、女性が気にしがちな体重ですが、あまりそこには着目しないようにしましょう。そういうのも、人間の体がスリムに見せさせることができる要因は筋肉なのです。極論、30%の体脂肪で50kgよりも、10%の体脂肪で50kgの方が、モデルもビックリするくらいのスリム体型です。生活スタイルもあるので、無闇に筋トレをおすすめしているわけではありません。そういうより、筋トレを誰彼かまわずおすすめしているのは、筋肉を愛している筆者でもちょっとそれは「ありえないかな」と思います。愚痴みたいになって申し訳ないです。次に行きましょう。
■体脂肪は実は関係ない
さて、チートデイを解説している一部のサイトには、女性は体脂肪はこれくらいだよというようなご丁寧なデータを出してくれております。しかし、それらには信憑性がないので無視するものとしましょう。そもそもチートデイそのものについての研究データがないのです。エビデンスも医学的根拠もありません。ただ、ボディビルダーから筆者のような素人レベルまでがそれらのテクニックを駆使して、しっかりと成果を出しているのもこれまた事実です。体脂肪がどれくらいだろうと、やりたいのであればやりましょう。ただ、オンオフははっきりとしてください。頻度は2週間に1度が最適かなと感じております。
■効果なしの意見もあるけど
チートデイがこれだけ熱心に解説されている中、効果なしという意見があって、これをお読みの女性はせっかく良さげなテクニックを見つけたのに残念な話だと思っていないでしょうか。もしくは心配だったり、恐怖になっているかもしれません。そう思っているならば、真面目にダイエットを行っている証拠です。さて、これらの意見についてですが、効果なしというのはこれらのマイナスの感情がデカければデカい人ほど効果があります。運動なり、食事制限なりしっかりとやって、ある程度の成果を出したからこそ元に戻りたくないというような考えだと思いますが、押してもダメなら引けの考え方なので、ここは心配せずにやってみましょう。筆者も闇雲にダイエットをしていた時は、これらの情報は半信半疑でしたが、しっかりと運動も食事制限もしていれば、効果なしということはありませんでした。それに、案外食べても太りにくいんだなと実感することができました。
チートデイに失敗したくない女性へ
まだまだ考えてしまいそうなのが、やはり失敗してしまう可能性です。そういう話もよく見かけます。女性は特に男性よりもこのあたりを考える力があるので、色々な検索キーワードで調べているのではないでしょうか。そんな失敗が心配な女性に、失敗事例のほとんどを書いてみると、中途半端な知識でやってしまったか、食事制限ができていなかった、頻度が多すぎたのどれかです。あとは、女性しか直面しない問題として、生理の関係だったりです。大半の場合は、しっかりと記事に目を通さずにやってしまって失敗しましたというようなことが多いので、ここまで書いたことは全部頭に入れ込むくらいの勢いで読んでください。また、生理については筆者は分かりませんが、他の女性の意見などを混ぜつつ過去に書いてみた記事がありますので、そちらを参考にしてみてください。きっと、女性のあなたが今後チートデイをやる上で直面する問題で、一度は気にするかもしれません。
最後に、これだけは書いておきたいのですが、チートデイをやるならやると、精神的にも安定させてから行うようにしてください。おまじないレベルの考えかもしれませんが、ネガティブ思考は体脂肪を増やすことになります。コルチゾルというホルモンが増えて、これがダイエットを行うあなたの邪魔をしてしまいます。何かしらまだ心配であれば、あらゆる角度から筆者が過去に書いた記事がありますので、そちらで勉強した上で納得できたらチャレンジしてください。やはりここまで書いても、心配なのは心配だと思います。