バーベキューなりをしていて、炭から煙が出るという体験をしている方は多いです。その時点で筆者はどんな炭の使い方や、食べ物の焼き方をしているか一発で当てることが出来るくらい、煙が出る行為をしているのです。バーベキューなどをしていて、煙が出ると近所迷惑になったり、喘息の関係だったりと、色々考えなければならない人に向けて、実際にどのように炭について考えていけばいいのか紹介してみたいと思います。そして、その勘違いを今回の記事を通して学んで、次に活かしましょう。
炭から煙が出るのはこんな例がある
・そもそも炭置き過ぎ問題
途中でも似たようなことを書きますが、炭から煙が出る原因というのは、そもそもの意味で炭を置きすぎです。大量に入れることでそれなりに火力が上がると思うかもしれませんが、内部の一部の炭は酸素が失われることによって、火がついていない状態が必然的に出来てしまいます。そんなことから、煙が出るというようなことになってしまっております。そんなことから、いつもより少なく並べてみてください。それなりに焼くことができることを確認できます。焦りすぎても炭火で焼くおいしさが失われてしまうため、特に肉などはじっくり焼いてあげるのがおいしく食べる基本でもあります。極論、火だけで焼くのであればガスコンロでも問題ないわけです。
・炭の真上で肉などを焼いている
これは炭から煙が出るほとんどの原因ですが、肉を炭の真上で焼くとこの現象が起こってしまいます。そんなことから、炭の真上はなるべく避けるようにしてください。どれだけ良い炭や、コンロを選んだとしても、煙が少ないようにするために、どうすべきかという対策で、炭の真上で焼かないようにしてくださいという注意書きがあるくらいです。どれだけ良い器具などを準備してもそうなってしまうので、何の対策もなしにやってしまうとそうなってしまうのも仕方がありません。逆にスモーキーな味わいがというのであれば、この方法が便利ですが。
・網から発生している
バーベキューなどをしていて、網に何かしらの食べ物が引っ付いてしまうことがあります。炭や器具に問題がなかったとしても、網から発生している場合も途中からでてきてしまっているので、なるべく引っ付かないような工夫をしてみてください。そのためには余熱を怠らず、網を使う前には酢をスプレーなどに入れるようにして、網に吹きかけてください。これで、間接的に煙が出るのを防ぐことが出来ます。特に無煙に近い状態で行いたい方は、この方法は覚えて置いて損はありません。
・不完全燃焼を一時的に起こしている
ここまで読んでいて、なんとなく分かってきたかもしれませんが、炭そのものから煙が出る理由としては不完全燃焼です。これによって、どんなに良い炭だったとしても、これによって煙が出てしまいます。煙が少ない炭として、オガ炭や備長炭などが挙げられていますが、不完全燃焼を起こしたとすればいずれもやはり煙が気になってしまうので、特にここまで読んだことはしっかりと考えてバーベキューや焼肉を行うようにしましょう。
・脂が煙の原因に
脂が燃えて煙が出ることもあります。脂の燃焼、さらに炭の上に落ちることによって、炭が一時的に冷やされ、再加熱されます。そのときに煙がジュワーっとあがってしまいます。中には水分も含んでおりますが、それによって煙と湯気の同時発生になってしまいます。炭の香りがつく便利な現象でもありますが、煙の少ない炭を選びたかったり、実際にご家庭にある炭でそうしたいならば、脂の対策はしっかりと考えましょう。そうかといって、バーベキューなどで焼かないわけにはいけないので、炭の真上で焼くことは避けましょう。
・極端に質の悪い炭を購入した
これは100均の一部の炭にありがちなことです。ライター1つだけで着火できるものなどもありますが、それはもうむせてしまいそうなレベルで、煙が大発生してしまいます。そんなことから、極端に質の悪いものを購入するのは避けるようにしてください。100均がダメだと書いているのではなく、質の悪い炭を選ばないことがかなり重要です。
炭から煙が出るのが嫌ならばこうしよう
炭を使っていると、どうしても煙が出ることはあります。特に加熱するときなどは、一部から火がついていくので、その際に煙が出ることがほとんどです。まず、1つ目にできることであれば、持ち運びの換気扇などをつかうことです。中には自作したりする方も居るくらいなので、あなたも可能であればやってみましょう。また、そうではなくとも、実際に販売されていたりするので、煙を吸引してくれる器具を設置するのも良いです。
さらには、炭から煙が出るのを防ぎたいのであれば、一番の方法は炭を使わないことです。それでは、焼肉もバーベキューも出来ないではないかと思われるかもしれませんが、よく考えてみましょう。炭を使う理由を考えてみてください。基本的に火ではなく、遠赤外線などを使って焼くものです。煙が出るほどの使い方などをしているのであれば、これをうまく使いきれていない事実は否めません。それでは、結局対策としてどうするのかというと、ラバロックを使いましょう。これは、ガスコンロなどを一緒に使うことになりますが、着火時にも煙が出ることはまずありません。それでいて、炭と同じように遠赤外線を出します。それによって、おいしいバーベキューや焼肉をこれまでどおり楽しむことが出来ます。もちろん、先ほど紹介したように、その上に脂なりを落とすことで煙は発生します。
これらをうまく利用して、煙が出る炭からラバロックに切り替えてみましょう。特に、炭などを使わない焼肉屋ではこの方法が使われております。その上、着火も楽です。一々火起こしや、炭の量を考えてやる必要もありません。後片付けだってかなり快適にできるものです。
一時になった方は、amazonなどで購入してみましょう。溶岩石で、炭と同じように並べるだけでOKです。
煙が出る炭は嫌だけど炭を使いたい場合
それでもやはり炭を使うことに意味があるというのであれば、ロータスグリルなどが最近は無煙バーベキューコンロなどの主流となっているので、一度調べてみましょう。かなり便利で、初心者の方でも着火しやすいように作られております。ただ、炭の火持ちなどについては微妙なところではありますが、ほとんど無煙で作ることが出来ます。ただ、前述した炭から煙が出る理由をうまく避けきれていないと、やはり発生してしまう可能性があるので、お気をつけ下さい。