お花見というと、寒い中で行うことが多いと思います。そこで、もちろん喜ばれる食べ物は温かいものです。さらに、差し入れや持ち寄りなどでも持っていこうと思っている方にまでも向けて、様々な食べ物を紹介しております。また、持って行くにしても温かいまま食べてもらうには保温したり、過熱したりなどが必要になると思いますので、そちらの知識を最後に紹介しております。併せて読んでいただくと、お花見の持ち寄りなどでは、持って行くものの幅がグンと広がります。
お花見の温かい食べ物!これは喜ばれる!
・シチュー
色々な意味で意外かもしれませんが、お花見にシチューを温かい食べ物として持って行くのがおすすめです。近場であれば、鍋ごと持って行ってもよしです。しかも、お腹にたまって、外で食べていても中々冷えにくいので、結構喜ばれるメニューだったりします。味については、無難にホワイトシチューがおすすめです。自宅で準備するとしても、前もって前日から材料だけ煮込んでおいて、後は自宅なり、花見の現場で混ぜ合わせて完成です。焦げてしまう可能性があるので、筆者は後者の方法でやりました。
・味噌汁
お花見での温かい食べ物で、予算があまりなければ味噌汁がぴったりです。お花見そのものが日本の風習だったり、必然的に和食を持ってくる方が多かったりするので、その時に味噌汁が大活躍です。もう少しグレードアップしてトン汁にもすると、あまり手を抜いているようにも思われません。大人数で食べる際には、思いのほかおかわりが増える傾向にあるので、多めに持っていくようにしましょう。味噌汁にするのであれば、無難に揚げやたまねぎ、ワカメ、豆腐くらいにしておくのがベストです。
・ポトフ
全体的にお花見の食べ物がちょっと洋風になりそうだなという場合には、温かい食べ物はポトフで決定です。バランス良く色々なものを入れておきましょう。また、その際にケチャップやマスタードなどがあると、味を変えて楽しむことができますので、気が向けば持って行くようにしましょう。保温については、スープジャーをレンタルしたりして、持ち寄りするといいかもしれません。ただ、レンタルだと予算がちょっと増えてしまうため、なるべく低コストにしたい方は、他の方法を紹介しておりますので、最後の方を参考にしてみてください。
・おでん
お花見の温かい食べ物はやはりおでんが定番だったりもします。作るのも簡単です。ちょっと面倒なのは、ゆで卵だったり大根やジャガイモなどでしょうか。ある程度材料が鍋にぎっしり詰められることから、冷えにくいのでおすすめだったりもします。筆者もおでんを花見で温かい食べ物の差し入れとして持って行ってみると、大好評でした。また、電源やおでんの鍋があるのであれば、一緒に持っていくことでお花見の現場はかなり盛り上がります。筆者は過去に保温するための鍋を持っていたのですが、それがさらに盛り上がる要因だったようです。
・ぜんざい
予算が無い方には是非ともお花見の持ち寄りに使ってほしいのがぜんざいです。餅とあんこくらいのものです。見よう見まねで作ったとしても、それなりの味になります。炭などを使うような場合であれば、それで餅を焼いてみると本格的な味になります。もっと本格的に花見の場を盛り上げたいならば、塩昆布なども一緒に持っていくと、本格的な和菓子屋さんで食べているような感じになります。また、粒あんとこしあんで試してみましたが、個人的にはつぶあんの方がやはりおいしかったように思えます。
・炊き込みご飯
お花見での温かい食べ物ではすでに周りがご飯の類は持ってきていると思うかもしれませんが、外で食事をしたり寒いというだけでも、かなり体力を使うため、こういった炊き込みご飯などのシンプルなものが喜ばれる傾向にあります。みんな気合を入れて、おにぎりやサンドイッチなどを持ってきているのですが、序盤でほとんどなくなったりもしやすいです。自宅で食べるとこれくらいで足りると思っていても、外で食べるとなれば、思ったより少なかったなとなるのです。だからこそ、温かい食べ物は炊き込みご飯がおすすめです。
・たこ焼き
外で色々と自由にできるのであれば、温かい食べ物としてはたこ焼きがコスパもろもろ含めておすすめだったりします。そんなことからも、花見では特に若い方はこれで楽しんでいる傾向にあります。たこ焼きだけではなく、他に東京ケーキのようなものを焼けるようにしてみたり、オムライスを作ることができたりもするので、火気が使用可能ならば、おすすめです。また、意外と塩とマヨネーズだけで食べてみたりするとビックリするかもしれませんが、おいしいので花見で試す機会があればやってみてください。
・フランクフルト
花見の温かい食べ物の手軽さとしては、抜群のものだと思います。七輪でじっくり炙ってみたり、カセットコンロで温めたり茹でたりするのもすぐです。また、その場を片付けるとしても簡単で、お花見では色々な視点からおすすめです。ただ、フランクフルトとなるとコスパの面でちょっと考え物になってしまうかもしれませんが、そんなときに業務スーパーのものを仕入れておきましょう。数日前から冷蔵庫で解凍しておけば、花見ではおいしく食べることができます。いきなり解凍してしまうと、お察しの味になります。
・餃子
お花見で飲むような場をセッティングしてあるならば、餃子も温かい食べ物なのでぴったりです。男性が多いシーンではかなり好まれますが、女性が多いとにんにくなどの関係だったり、さらに若ければ後にデートということもあったりするので、そのあたりの兼ね合いを考えておきましょう。さらに、水気などが必要になるため、前もってスキレットや使い捨てにしても大丈夫そうなフライパンを購入しておくと完璧です。
・お好み焼き
お花見の温かい食べ物で、何かで保温して持って行くのであればお好み焼きもおすすめです。場合によっては買うと安かったりもします。持ち寄りにするとして、火気厳禁だったりする場合にも意外とまだまだ温かいです。また、外で食べるとしても、先ほど紹介したたこ焼き同様にコスパ抜群なので、若い方がお花見で温かい食べ物が必要なときには重宝しているようです。また、作る際のアドバイスですが、しっかり混ぜるのではなく、アバウトに混ぜるのがおいしく作るコツです。関西人からのアドバイスでした。
・麻婆豆腐
本格的に温まりたいのであれば、花見の温かいというより、温まれる食べ物として、麻婆豆腐がおすすめです。また、土鍋に入れて持っていくことでかなり本格的に見えます。花見で麻婆豆腐を温かい食べ物として差し入れしたりする方もあまり居ないと思いますが、そこがさらに意外性があって良いです。ちなみに筆者は、友人とお花見をするときに、男のノリといいますか、ネタで麻婆豆腐を持っていきましたが、おいしかった上に場も盛り上がったのでこんなところでもおすすめしております。