花見というと、やっている間は楽しいのですが、終わった後は皆疲れて、ゴミの片付けをすることもなく、公園などを立ち去ることもあるようです。毎年のことながら、ゴミ問題が頻繁に起こっているわけです。そんな人たちがまず、ゴm、じゃなくて、この面倒なゴミ問題をどうやって解決していけば良いのか、一般の方にも分かりやすく書いてみたいと思います。特に分別などは相当面倒な作業のはずですが、今回はそんな手間もなるべく省く良い方法です。
花見でのゴミ問題を解決するにはどうしたらいいか
・運営者側は場所と個人名または会社名を記述してもらう
もし、花見のゴミが問題となっているならば、公園などの管理者は料金も何も取らずに、許可だけ取ってもらうような方式を取るのがおすすめです。実際にそうしている公園も徐々に増えてきております。さらに、場所や会社や個人名などはしっかりと記述してもらうようにすれば、すでに相手は逃げることが難しい状況が作られるので、しっかりと持って帰ることになるかもしれません。利用時間などを設けている自治体などもあるようです。その後許可証を配布して、場所取りしたところに置いておくように指示しておいて、後は巡回してくれる職員などを臨時で募集したりなどもおすすめです。もし、放置などが見つかれば、会社や個人などに連絡して持って帰るように交渉してみましょう。やる側としては、なんでそんなことまでしなければならないんだというのが本音だとは思います。
・個人は土のう袋をまず持て
もし、個人で花見のゴミをどうにかしたいのであれば、土のう袋を持ちましょう。言っても、中には分別をわざとしない方や、そもそも分かる人が居なかったりします。花見の後にそれをわざわざ分別して持ち帰ったりするのは、相当面倒な上に、汚れてしまうことにもなります。そこで、土のう袋の登場です。花見で、まずは分別することなく、ゴミを回収します。これ自体は花見をするグループの方に手伝ってもらっても良いと思います。そして、後はゴミ回収業者に連絡しましょう。1つあたり数百円程度で引き取ってくれるところもあります。もし、自治体などの管理者がここを見ているならば、連絡先一覧などを張り出ししておいても良いかもしれません。実際に筆者も、花見でゴミの放置問題が起こりそうであれば、こうやって前もって処分料をもらっておいて、回収業者に委託しております。繰り返し書きますが、分別の必要もほとんどないので、後は引き渡して終わりです。大抵の花見で出るようなゴミ程度であれば、嫌な顔1つもせずに引き取ってもらえます。さすがに、砂だったりすると処分に困るようですが、花見でわざわざ砂なんて持っていく人も皆無に等しいと思います。
・ゴミ箱を設置しよう
これは公園や場所の管理者が設置すると、不審な投棄が見られることもあるので、個人レベルでいいので、ここにはビン、缶、燃えるものといったように、前もってゴミを分別できるように、袋とダンボールを組み合わせるなどして、設置しておきましょう。後は集まれば、ゴミの日に出して終わりです。また、集団でやる場合は皆にここに分別してねということで、設置しておくだけでそこに捨ててくれる人はグンと増えます。後片付けもかなり楽になるのでおすすめです。また、その際できれば、どこかで軽トラなどをレンタルしたりしておくと、持ち帰りなどは楽です。特に大人数となれば、本当にこの問題が起こりやすいです。皆でやれば怖くないの心理なのでしょうか。
・手分けして持ち帰る
花見でのゴミ問題を解決したいならば、やはり個人個人での努力は必要です。しかし、多くなればそれだけ持って帰るのが手間になったりすることもあります。人の使ったものなど、不衛生でもあるのでなおさら触りたくないと思います。そうなのであれば、個人に自分専用の回収袋を持ってくるようにアナウンスしておいたり、皆でこの種類のものはこの人にということで、頼んでおくのも良いです。こうやってみることで、花見のゴミ問題というのは解決しやすいのではないかと思います。
・監視カメラを設置
管理者などであれば、フェイクでも良いので、公園に監視カメラを設置している張り紙などをする手もあります。わざわざ巡回する人を設置する手間も省けます。さらに、常に行動をチェックされているということで、ゴミの問題も減るのではないかなと思います。実際に筆者の自治体であったことですが、ゴミの不法投棄がかなり問題になったことがあります。そこで、本当に監視カメラを仕掛けておいて、不法投棄を見つければ、問答無用で通報するようになっています。そこからは、ほとんどゴミは見かけません。そもそもの話ですが、花見でゴミをそのままにして帰る人など、それくらいの社会的制裁は加えても良いのではないかなと思います。しかも、個人的に花見でゴミの放置をしたとしたら、5年以下の懲役もしくは1000万円以下の罰金というようなかなり重い罪になってしまいます。これが法人ともなれば3億円になることもあるようです。法律の知識はほとんどないため、流し読みした程度ですが、そんな張り紙と実際に監視カメラを設置して取り締まれば良いのではないかなと思います。考えてもみてください、毎年どれだけのボランティアや監視員が動いているのでしょうか。それでも、花見でのゴミの問題はまだまだ減りません。だからこそ、見せしめでやっても良いのではないかなと思います。先ほども書きましたが、筆者の住んでいる自治体は本気で見せしめどころか、訴えたりということもしているようです。
・警察に巡回してもらう
これはできるかどうかはわかりませんが、単なる案として書いてみたいと思います。花見というと、やはり人が集まったり、中にはベロンベロンになっている方も居るわけです。そこで、ゴミの問題以外のトラブルも必然的に起こってしまう可能性があります。それを見越した上で、地元警察と協力できるような仕組みなどを作れば良いのではないかなと思います。警察も場合によっては暇ではないこともあると思いますので、これは自治体ぐるみで協力し合うのがベストではないかなと思います。実際に、見つければ現行犯にもなる上、あるかどうかは分かりませんが、警察もポイント稼ぎになるのではと思います。冗談ではなく、今の日本はやりすぎなくらいにしなければ、ゴミの問題は恐らく本当に解決しないのではないかなと思います。現状、立証が難しいなどの問題がべつにあったりしますが、単に巡回してもらっているだけでも抑止力とはなりそうです。