会社の花見がそろそろ始まるけど、幹事も任されたり、一緒に企画する必要があるという方に向けて、喜ばれる食べ物を片っ端から紹介してみたいと思います。また、その前に気をつけておくことも何点か書いておきます。会社の花見といっても、人それぞれだったり事情があったりするので、そのあたりも考えておかないと、気が利かない人だなと思われたり、常識を疑われたりすることもあります。ただ、今回の内容を一通り頭に叩き込んでおくだけで、一気に人気者になれること間違いなしです。
会社の花見で喜ばれる食べ物の注意点
今回紹介する注意点は2つほどあります。1つ目については、会社で花見を行う前に、食べ物についてアレルギーがあるかどうかはできれば調査を行っておきましょう。小麦だったり、卵だったり、乳製品だったり、その他もろもろあります。中にはあの大人気なエビフライですら、アレルギー反応が出てしまう方もいます。もし、会社でそんな方が居れば、食べ物自体のチョイスはやめておきましょう。そういうのも、好きな人だけ食べたらいいという考えかもしれませんが、場合によってアレルギーの度合いが重い方は、それ自体を食べなくとも、隣にあるものを食べるだけで反応してしまうこともあります。
2つ目は、会社の花見の食べ物を選ぶときには、なるべく外注するようにしてください。手作りなどをすると、あなたの時間が取られてしまうのはもちろんのこと、衛生面で気になってしまう方も多いです。そこで食中毒など起きてしまっては、誰も責任が取れなくなってしまいます。
花見を会社でするときに実際に喜ばれる食べ物
・おにぎり
会社の花見の定番というか、必須ともいえるのがおにぎりです。前述した、アレルギーなどの関係もありますので、プレーンのものと、おかずが入ったものを2種類を準備しましょう。さらに衛生面を考えるのであれば、個包装のものも喜ばれやすいです。特に誰も反対がなければ、おにぎりではなく、お寿司を前もって出前しておくのも良いです。ただし、あなたもご存知のとおり、お花見のシーズンなので他の会社や個人までも似たようなことを考えます。中々来なかったということもあるので、おにぎりかお寿司のどちらを選ぶかは、臨機応変にいきましょう。
・からあげ
恐らく会社の花見ならば、飲む方も居るかもしれません。そんな時に特に男性の方が喜ぶ食べ物はからあげです。ちなみに、筆者も男ですが、やはりからあげは大好きです。もし、会社の花見まで時間があるならば、おいしいから揚げのお店を探してみましょう。筆者も幹事を頼まれた時は、絶対に入れております。ご年配であっても喜んで食べる傾向にあります。その際、塩コショウ、しょうゆなどの調味料も忘れないように準備しておきましょう。
・スイーツ類
会社の花見で女性社員や甘い物好きが居るのであれば、スイーツも簡単に食べることができるように置いておきましょう。そういっても、かなりおしゃれだったり、凝ったようなものじゃなくとも大丈夫です。和菓子だったり、花見団子だったり、季節的なものを好む傾向にあります。お読みのあなたが女性であれば、このあたりの必要さというのは、筆者よりはメーカーもろもろご存知かと思います。
・ソーセージ
やはり会社の花見で主役になりそうで、喜ばれそうな食べ物はソーセージです。ゆでる派の方と焼く派の方も居るので、まずはゆでたものを買ってきて、後から焼いたりすることができるようにというような準備があればさらに喜んでくれやすいです。筆者は、これとスキレットを持っていったことがあります。また、寒い日になると、暖かい食べ物にもなるので、おすすめです。
・ポテト
本格的にみんな飲むようであれば、ポテトも必須です。このあたりは、先ほど紹介したからあげとセットで購入することができるお店で頼む方が効率的かもしれません。ポテトは冷めてもおいしく食べることができるので、脇役に見えても、会社の花見では結構大人気です。余裕があれば、保温バッグなどに入れて持ち運びするようにしておきましょう。それでも冷めてしまうことはありますが、努力は認めてくれるはずです。
・スープ
会社の花見で食べ物の中で、結構重視されるのがスープです。液体の分、持ち運びがちょっと難しいかもしれませんが、とにかく準備しておいてほしいものです。そういうのも、花見はまだまだ寒いシーズンで、実際に寒がりの方も多いです。だからこそ、温まることができる食べ物を求める方も居ます。そういった気づかいというのができるだけでも、社内での評価は上向きになるのでおすすめです。ポタージュでも味噌汁でも中華スープでも、とにかく何でも温まれたらありかなと思います。その場で作るか、スープジャーなどをレンタルするのも良いです。
・サラダ
特に女性の割合が多い会社での花見ならば、サラダも準備しておきましょう。花見といえど、カロリーを気にしながら食べている人も居ます。だからこそ、サラダが必須になるのです。また、見た目も結構華やかになるので、購入できる方は購入しておきましょう。もしくは、大型のものは売ってないところもあるので、このあたりは簡単なものでもいいので、冒頭の紹介と矛盾してしまいますが、これだけ手作りして持っていくのも良いです。その際、花見といえど、地域によっては暖かすぎる場合もあるので、しっかりと保冷剤も一緒に入れておきましょう。筆者の経験上からも、結構喜んでもらえました。
・BBQ
もう会社の花見であれこれと迷ってしまうのであれば、気にせずバーベキューがおすすめです。すぐに温まることもできます。また、会社の花見ということで、経費で行けると思いますので、特に何も前準備しなくとも手ぶらでいけるバーベキュー場があるので、そこを予約してみましょう。また、経済的に余裕がありまくる会社であって、飲む人口が多ければ、バスもレンタルしてみましょう。会社や待ち合わせ場所を決めておいて、行き帰りも任せっきりにできるツアーチックなものも筆者が企画したことがありますが、これまた楽でいいと大人気でした。
・枝豆
枝豆の存在はやはり、会社の花見では優秀です。特にご年配の方が参加する花見であれば、たくさん食べることは難しく、どうしてもみんなより先に食べ終えてしまうので、これが大活躍です。にんにくの味をつけたり、アレンジすることもできます。ただ、若い方が居れば、会社の花見の後はデートという個人的な事情もある場合もありますので、プレーンとにんにく風味の両方を持ち運ぶ際には準備しておきましょう。面倒であれば、そのままの枝豆でも良いです。
・煮物
これまた、ご年配の方が参加したりする会社の花見の食べ物のチョイスに、煮物を準備しておきましょう。筆者はその当時、ご年配が多い会社だったので、ちょっと張り切って煮物を準備しましたが、これが大好評でした。そういうのも、これまでに紹介したものというのは、色々なところでそれなりの味のものが手に入りますが、煮物はそのあたりで手に入れるとハズレになってしまう可能性があるので、わざわざ和食料理のお店に注文しました。お値段もそれなりでしたが、喜びの声はそれ以上でした。
・鍋物
やはり、花見は肌寒さもあるおかげか、暖かい食べ物というのは、本当に大歓迎されやすいです。そんなことから、少しでもいいので、鍋系のものは準備しておくと、喜ばれやすいです。あれこれと味の好みが偏ってしまわないように、筆者の場合は水炊きにしてみましたが、思った以上に好評でした。場合によっては、コンロなどが使えないところもあるので、そんなときには大型のスープジャーに入れて持ち運びをします。ちょっと視点を変えてみて、水炊きではなく、おでんにしてみるというのもいいかもしれません。