クリスマスプレゼントでアメリカ本場の事情について紹介!

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今回はアメリカのクリスマスプレゼントの事情について紹介してみたいと思います。日本とはどう違っているか、クリスマスツリーの下にやはり置くのかなど、色々あなたの知らないアメリカの常識やタブーなどを発見することができるかもしれません。ここに書いていることが全てアメリカ全土でそうとは限らないですが、筆者がアメリカにクリスマスプレゼントを実際にしてみたり数年滞在してみて分かった範囲で書いてみたいと思います。

アメリカのクリスマスプレゼント事情について

アメリカのクリスマスプレゼント事情について

アメリカのクリスマスプレゼントはやっぱり1個ではない

ご家庭にもよりますが、アメリカで渡されるクリスマスプレゼントは1つではありません。やはり複数渡す家庭もあります。サンタさんからだったり、親からだったり、親戚だったり、パーティに招かれた人からだったりと様々です。やっぱり複数貰うんだと思うかもしれませんが、アメリカのクリスマスプレゼントは日本で言うところのお年玉にあたります。1人から貰う場合もあれば、親戚付き合いがかなり多い家族であれば、何人からも貰うことがあるかもしれません。日本とでは、こういった意気込みの違いもあります。

アメリカのクリスマスプレゼントの常識とタブーについて

アメリカでそもそも全員が全員クリスマスプレゼントを渡しているかと聞かれると、大きな間違いになります。そもそもは、キリスト教に関連する行事であるので、そうではない方であれば、アメリカでもクリスマスプレゼントは渡さないということもあります。少しだけプレゼントの話題とはそれてしまいますが、クリスマスらしい挨拶として「メリークリスマス」というような言葉がありますが、そもそも相手がキリスト教かどうか分からないという場合もあるので、こういった挨拶のようなものは使わず「Happy Holidays」という言葉を使うこともあります。お店の場合で、一般の方も普通にメリークリスマスと言ってくる場合があるので、その場合はそのように返してあげるといいかもしれません。

さて、アメリカのクリスマスプレゼントの常識というかタブーについてですが、基本的に企業を臭わせるようなものはクリスマスプレゼントでは贈られない傾向にあります。もちろん、喜んでもらえればそれで良いので、完全にそうだとは書きませんが、日本で言うところのタイアップ商品などをプレゼントすると、宣伝しているのかというような不快感を与えてしまうため、アメリカではタブーとなっている傾向にあります。また、値段などが表示されているものはプレゼントにはタブーという日本とちょっと近いような常識もあります。値段が表示されていないレシートはあるので同封しておくのがマナーです。アメリカはYESとNOがハッキリとしており、返品もそれを元に行えるようです。

ちょっとした常識ですが、アメリカのクリスマスプレゼントを受けるときはビリビリとハイテンションで包み紙を破りましょう。そういうのも、アメリカは身振り手振りなどのリアクションで表現する文化があります。破るのも同じことで、喜びをアピールしているのです。日本のように丁寧にあけていると喜んでくれなかったかなと困惑してしまう可能性もあるので、アメリカでクリスマスプレゼントを貰うことがあるのならば、豪快に破いていきましょう。大人も豪快に破いていきます。

また、クリスマスプレゼントで大人子供限らず欲しい物はリクエストします。日本でやれば「何だこいつ図々しいな」と思われるかもしれませんが、アメリカでは常識です。相手も聞いてくれますが、その際にリクエストしてくる場合もあります。Amazonのウィシュリストこと、欲しいものリストがありますが、これをアメリカのクリスマスプレゼントではガンガン活用します。

また、彼氏や彼女の恋人にクリスマスプレゼントを渡すのかどうかという疑問がありますが、そもそもはそのようなことがありません。日本ならばクリスマスプレゼントは彼氏や彼女に何を選ぼうかなと悩んでいる方が多いですが、アメリカでは恋人に渡すことはあまりありません。家族と過ごすのが当たり前だからです。日本で言うと、お年玉を彼氏や彼女にあげることはないというのは当たり前ですが、まさにその感覚で理解していただけるとスムーズかもしれません。

家族や相手などにクリスマスプレゼントは準備した方がいいのかと思うかもしれませんが、日本と同じように大体働いたりお金に自由ができるようになればの話です。ただ、パーティーに招かれたら何かは準備しておいた方が良いです。

アメリカのクリスマスプレゼントの渡し方

アメリカ本場のクリスマスプレゼントについてですが、大半の場合は手渡しをするにしてもクリスマスツリーの下もしくは付近で行うようにしている傾向があります。ご家庭によっては、子供にサンタさんの存在も匂わせてあげないといけないため、クリスマスプレゼントはツリーの下に行います。ここまでは日本でも似たようなことはやっているかもしれません。意味は具体的に分かりませんが、ここははっきりと日本との違いが現れているなというのは、子供がクリスマスツリーの下にクッキーとミルクを設置することです。恐らくサンタさんへの労いの意味があったりするのだろうと思います。意味をその時に聞いても、ハッキリとは分かりませんでした。そして、親達が子供が寝静まった後にクリスマスプレゼントを置き、クッキーもわざとらしくちょっとかじってみたり、ミルクも飲んでみたりしているようです。また、置くタイミングについてですが、アメリカでは24日の夜から置いて、25日に受け取るといった感じです。場合によっては、それより早く置いて、子供が待ちきれんと毎日テンションが上がりまくっていることもあるようです。

アメリカ人が喜ぶクリスマスプレゼントについて

最後にアメリカ人が喜ぶクリスマスプレゼントについてです。子供であればLEGOブロックだったり、ナーフだったりは現在も流行っております。最も、私達日本人がアメリカ人にクリスマスプレゼントを贈るのならば日本らしい物を贈ってあげましょう。大人から子供まで喜んでくれるのは忍者のグッズです。アメリカ人の大人へのクリスマスプレゼントだと、文房具、傘、浴衣、京菓子のキャンディーなど色々です。また、高すぎるものではなく、恋人などではない限りは5000円以下のクリスマスプレゼントが好まれる傾向にあります。日本のならば、そんなに安くていいのかというような文房具でも、値段の10倍以上喜んでくれます。

ちょっとしたアメリカ人へのクリスマスプレゼントのおすすめは折り紙です。ただ、アメリカではそのような器用な習慣はありません。手裏剣や紙飛行機などを目の前で作ってあげたり、教えてあげたりしましょう。筆者はアメリカに滞在して、折り紙がいいとはネットで情報を仕入れて分かっていましたが、折り紙をプレゼントしたことよりも、そこからさらに何かを作り上げたことがアメリカ人の子供や男性の大人にとっては特に大ウケだったようで、これらのものはかなり喜んでくれました。


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