そろそろ受験シーズンになっており、早くもそれらに対して受験疲れを感じている方が多いです。慣れないことをするのはとてもストレスが溜まります。そんな時、食べ物で受験疲れを解消してしまおうというのは良い考え方です。また、栄養学からも本気で考えた食べ物ばかりを紹介しております。受験生がコンビニで手軽に買えるものや、日常的に食べたいものばかりです。また、最後に食べ物を知って早速買いに行こうと思うかもしれません。しかし、注意点もあるので時間があるのであれば、食べ物の力を最大限に引き出すために是非とも読んでみてください。
これで完璧！
受験疲れにとっても効く食べ物はこれだ！
・梅干
受験疲れといえば、やはり心身ともに疲弊している状態でもあります。そこで、注目すべきは梅干です。これは疲労回復を促す物質である、クエン酸が入っています。たくさん一度に食べるのではなく、少しずつ数時間に一回補給していくというのがベストです。そういうのも、クエン酸は数時間で体内から消えてしまうからです。コンビニで買える食べ物でもあり、受験生が手に入れるにはもっともお手軽なものでもあります。塩分も気になると思うので、そんな方は薬局でクエン酸パウダーが入っているので、普段の飲み物に混ぜて飲んでみるのも良いです。
・鶏肉
鶏肉には受験疲れに役立つ物質がたくさん入っております、ビタミンBやたんぱく質など、どれも必要なものです。特に受験生は脳をかなり使うと思いますが、それを使うと、何らかの回復手段が必要です。脳はたんぱく質で出来ているので、鶏肉が安く回復させるのに最も受験生に向いている食べ物でもあります。鳥が長い間羽ばたけるのはなぜかというようなことに対する研究があり、人間にも有効なのかという検証もされるほど無限の可能性を秘めている食べ物でもあります。書き忘れましたが、実際に人間に対して有効なイミダペプチドという成分が入っております。
・たまねぎ
受験疲れに対しては、少し香りの強い食べ物が良いこともあります。たまねぎは生のままでスライスにして夜食などにして食べるようにしましょう。これには、精神をリラックスさせる成分が入っており、今まさに食べたいなと思っているなら、まさに体が求めているので食べる時です。枕元にたまねぎを置くと眠れるというような、迷信がありますが、これは香りによるものであり、あながち嘘でもありません。受験疲れは精神をリラックスさせるのも重要なので、たまねぎをなるべく生のままで食べるようにしてください。
・にんにく
注射にもなっているほどですが、にんにくはそのまま食べる方が、受験疲れに対して効きます。ただ、学生ということもあって、毎日は食べることが出来ないと思うので、金曜日か土曜日に食べるようにするのが良いかもしれません。言うまでもありませんが、食べすぎは要注意です。そういうのも、たまに無茶して健康目的で食べる人が居ますが、お腹が痛くなってしまう可能性もあります。にんにく丸々1粒ではなく、1個くらいならば許容範囲なので、疲れているときはガンガン食べるようにしましょう。
・卵
卵は本当に万能な食べ物です。コンビニでお菓子を買うくらいならば、受験の時はゆで卵に切り替えましょう。疲れに対して効くビタミンBや、良質な脂質、たんぱく質などが入っており、三大栄養素のうち２つも摂取することが出来ます。また、受験生本人ならばお小遣いの面で気になるかもしれませんが、お店に向かうと1パック200円ほどで売っているので、案外リーズナブルな価格であることにもお気づき頂けたかと思います。生卵として飲むのも良し、温泉卵にするもよし、焼いてもよしな万能な食べ物です。
・スルメ
コンビニでも今や手軽に手に入れることが出来ます。たんぱく質で出来ているのはもちろんのこと、受験疲れに対して効くタウリンが入っております。また、噛む事で脳の活性化やストレス解消につながったりもします。添加物や砂糖たっぷりのガムを噛むよりも、こちらのスルメイカを食べる方がよっぽどあなたの体に役立ちます。また、育ち盛りでもあるので、空腹を満たす手段としては最高のものです。さらに、低カロリーでもあるというところもあり、ここまで紹介した中でも1番手軽でおすすめです。
・鯖
鯖には良質な油が含まれており、受験疲れに対しては良い食べ物です。これまでファーストフードや菓子パンばかりを食べていたならば、これにまず切り替えましょう。あなたの受験疲れの原因を考えてみると、質の悪い油が体に充満している可能性があります。そんな油ばかり食べていると、実は体に色々不調を抱えてしまうことになります。ファーストフードが悪いものというわけではありませんが、少なくとも疲れを今感じているならば、体の油をちょっと入れ替えてあげましょう。
・木綿豆腐
豆腐にはマグネシウムが豊富に含まれており、受験疲れに対してはぴったりです。マグネシウムには筋弛緩作用があります。なんだそりゃと思う方のために、噛み砕いて説明すると、疲れというものは筋肉が凝り固まって血流も悪い状態ですが、それらをマッサージなどの手段によってゆるめてあげることで、疲れが解消します。しかし、そんな暇もお金も人も居ないというのであれば、マグネシウムがそれを解決してくれます。絹ではなく木綿豆腐が今回の場合は豊富に含まれているので、そのあたりを忘れないようにしておきましょう。
・チーズ
チーズにはトリプトファンが含まれております。受験疲れの原因を考えてみた場合、勉強しないといけないというようなストレスや、親や学校からあれこれと言われてしまうのが重く感じたり、ストレスになってしまうこともあります。脳にトリプトファンが運ばれることで、精神を安定させる効果があります。受験疲れを感じているならば、毎日勉強を終えて寝るタイミングで６Pチーズなどを１つ食べて寝るというような習慣を身につけるだけでも、大分違います。
受験疲れを食べ物で解消することに知っておきたいこと
受験疲れに効く食べ物を知ったまではいいですが、受験生らしくもう少し賢くなるために勉強してみましょう。ここまで紹介したものどれか１つでいいので毎日3ヶ月続けるようにしましょう。その具体的な数字の根拠は、体の細胞が入れ替わるのに必要な期間でもあるからです。そんな月日をかけて、体は徐々に回復し、体質改善します。つまり、今疲れを感じているのは遡ること3ヶ月の食事が原因だったということもあります。心当たりが無いでしょうか。乱れがちになっているならば、どれか１つでいいので3ヶ月続けてください。1日食べて回復したようなつもりになっているのは大きな間違いです。
受験疲れを解消したいならばこの食べ物はやめておこう
さて、ここまでの食べ物で共通して紹介してこなかったものの共通点があります。それは、炭水化物です。なぜ、受験疲れに炭水化物が良くないのかということを最後に説明して終えてみたいと思います。日本人は毎日炭水化物を食べることが重要だと教えられてきましたが、そんなものを食べるようなったのは江戸時代からの話です。それまではむしろたんぱく質メインの食事でした。また、これらを食べることによって満腹感がありますが、これによって血糖値がびっくりするほど上がります。その時に、おなかいっぱい、幸せだと感じますが、いずれ血糖値は下がるので、憂鬱な気分になったりイライラすることもあります。特に世の中の技術が発達し、お菓子に対する文化も発達する中で、イライラする若者が急増中ですが、原因はここにあります。これは学校の先生や、あなたの両親なども知らないかもしれません。
また、受験疲れに対してこれらの食べ物を控えることで、糖のエネルギーから脂肪にエネルギーの使用が切り替わります。糖はグリコーゲンに1日程度のカロリーしか蓄えることが出来ませんが、脂肪はあなたが見ての通り、手づかみできるほど利用できます。これによって、受験疲れを感じにくくすることができます。筆者も仕事が忙しいときはこのテクニックを活用しており、疲れていないというわけではありませんが、疲れてどうしようもないということはなく、まだ頑張れるというような疲労具合しか感じない程度になり、忙しい日常を快適に送っております。