夜に頭痛と吐き気がするという方に向けて、今回はいくつか原因を紹介し、対処法もセットで紹介してみたいと思います。そもそもの夜を考えてみると、人間は心身共に不調を感じやすくなったり、今回のあなたのように頭痛や吐き気を感じることがあります。今回の情報を参考にする上で自分が最も当てはまっているなというものをお読みいただき、当てはまっていたらまずはそれで対処してみるようにしてみてください。
原因をまずは突き止めよう
夜になると決まって頭痛や吐き気を感じる原因と対処法
■とりえあえず対処したい方へ
お手持ちのお薬や薬局などに行って、ガスモチン、ナウゼリンなどの吐き気止めや胃薬があれば、飲んでおきましょう。痛み止めについてはロキソニンやカロナールを飲めばとりあえずなんとかなることがありますが、原因をはっきりさせないことにはいずれのものをチョイスしても全くの意味がない場合があります。とりあえず飲んでみるというのも良いですが、原因をこちらでなるべくハッキリさせてみましょう。
・血圧が高すぎる
そもそもの意味で肥満体型や、血圧が高い方は夜になると何の前触れもなくいきなり頭痛や吐き気などがやってきます。実際にこちらの原因に当てはまっていたり、心当たりがあるならば今すぐ食習慣を見直すようにしてください。これをあまり繰り返していると体の負担になってしまいます。実際に筆者は過去に肥満体型であり、これにぴったりと当てはまっておりました。でもどうすればいいのかと、悩むかもしれませんが、大半の方が食事を甘く見すぎているために太りやすくなってしまいます。それだけを見直すだけで実は夜の頭痛や吐き気を対処することは簡単だったりもします。気になる方はそちらのカテゴリをまずは参考にしてみてください。
・うつ状態、うつ病などの精神疾患の可能性
最近ストレスは感じていないでしょうか。眠れなかったり、どことなく憂鬱な気分が続いていると、体も不調を感じやすくなってしまいます。夜に頭痛と吐き気がする方は案外ストレスを抱えている方も多いです。実際に精神疾患まで発展してしまうとこれを日常的に感じやすくなってしまいます。秋や冬のシーズンにはこれが特に強くなる傾向にあります。でも、実際にストレスは解決できるものばかりではないので溜まってしまいます。ただ、ここで一言アドバイスを申し上げるとすれば、ストレスかつ人間関係が原因となっているのならば、その方とぶつかり合うことも必要です。それが夜の頭痛と吐き気を治すためのきっかけにもなります。実は筆者もこれについては過去のカテゴリを見ていただければお分かり頂けると思いますが、精神の不調で散々な目に遭いました。そんな経験からも、あなたが本格的に疲れてしまわないようにアドバイスしております。もし、それすらも気力がわかないのであれば病院で安定剤の処方などをしてもらって、とりあえずながらもお悩みの症状は緩和できる可能性もあります。
・片頭痛、群発頭痛の可能性
これに当てはまっていそうならば見分け方はとても簡単です。そのままうつむいて、犬が体を震わせるような勢いのつもりで頭を左右に振ってみてください。痛みが増したら、この頭痛に当てはまっております。夜の頭痛と吐き気かつ、今雨が降っていたり、低気圧であれば恐らくこれで確定していると言っても過言ではありません。さて、この場合お風呂や、目を温めてリラックスをさせようとするかもしれませんが、これに当てはまっている場合はそもそもの対処法が間違いになっております。片頭痛は、血管が拡張しすぎることによって感じる頭痛や吐き気の発作だからです。とりあえず、周りを暗くして静かな場所で安静にしてください。片頭痛や群発頭痛の患者の特徴として、音がうるさく感じたり、夜間の車がありえないくらい眩しかったりするような症状や前触れがあります。次に、吐き気がおさまれば静かにコーヒーを飲むようにしてください。拡張しすぎた血管が正常に戻る作用がコーヒーにはあります。とりあえずの対処法となっておりますが、本格的に解消したいのであれば、頭痛外来などで治療を受けましょう。体験した身としては、予防薬を使うよりはとんぷくで頭痛を感じる頻度を減らしていけばいいと最終的に結論が出ました。ただ、これはド素人の意見でしかないので、病院の正常な処方や治療を受けてみてください。また、ロキソニンなどの薬などが効かないという特徴もこの頭痛にはあります。
・緊張型頭痛の可能性もある
夜になると頭痛や吐き気を感じるのは単純に、ずっと同じ姿勢で作業をしていたり、ずっと緊張しているというような環境に居た場合もあります。これは、上記の頭痛の判断とは違った場合に当てはまる頭痛で、とりあえずはゆっくりと休んだり、ストレッチをして凝り固まった筋肉をほぐしてあげる必要があります。そのまま放置していると、この状態を筋肉が学習することになるので、慢性的に頭痛や吐き気を感じやすくなります。ホットタオルで目を温めたり、マッサージを受けたりなどの対処法がこの場合は最適です。吐き気が酷い場合はとりあえず安静にしておきましょう。
・自律神経が狂っている
自律神経が狂っていても、夜になると頭痛や吐き気を感じることもあります。生活の乱れや、ストレス、環境の変化があったり、ホルモンバランスの変動があったりすると起こりやすくなります。このまま放置していれば、本格的に次なる疾患になっていくこともあります。筆者は男ではありますが、基本は気合という考え方で放置していると本格的に頭痛や吐き気どころか、もう起き上がれないというようなことを体験するようになりました。早い段階で自分の体の異常に気づき、それを病院で治療することは悪いことではありません。この原因に当てはまれば、病院に行くのがまずは先決です。
・てんかんのお薬は飲んでいませんか？
てんかんのお薬は脳の信号の状態を一定状態にコントロールすることで発作の頻度を低くするのですが、これがたまに体にあわない方も居ます。デパケンRやラミクタールなどが処方されているかもしれません。ただ、場合によっては副作用が強く出すぎて頭痛や吐き気を夜に特に感じやすくなる傾向にあります。たまにこういった方も居るので、てんかんがあれば病院に薬の変更を申し出たり、血中濃度が安定しているかどうかをチェックしてもらうようにしてください。恐らく、てんかんがある方で伝えると、すぐに血中濃度の検査などが行われると思います。
・ダイエットによる低血糖の症状
ダイエットを行っていませんか。もし、この原因に該当すれば、体調不良を感じやすくなります。特に糖質制限を始めて2週間以内であれば、頭痛や吐き気などの体調不良を感じやすくなります。夜となれば特に食べ物を控える方も多いです。もし、これに当てはまっていれば危険だと感じるのではなく、脂質やたんぱく質などを積極的に摂るように心がけてください。もしくは、もうそれも耐えたくないというのであれば、合っていない可能性があるので、今すぐ糖分を補給して様子見するようにしてください。
・腫瘍が出来ていることもある
あまり考えたくはないことですが、ここまでのものに当てはまっていない場合は、脳に腫瘍ができている可能性もあるかもしれません。驚かせているわけでもなく、たまたま病院に行くと脳に腫瘍が見つかったということもあります。すぐに対処すれば怖いものではありません。何より怖いのがそのまま放置していることです。朝一で病院に行くか、もう耐えられない頭痛や吐き気を感じているならば、すぐに病院に行きましょう。
・胃腸炎の可能性もある
たまにですが、特にメンタル的な問題もなくという場合で、体をよく動かす方やよく食べる方などは胃腸炎にかかってしまいやすくなったりします。その場合は胃もやられており、慢性的になれば頭痛などの不調も感じやすくなります。まずは、胃を休めてみたり、修復を促したりなどの対処が必要となってきます。個人の力ではずっと苦しむ時間が長引くだけなので、すぐに病院に行くことをおすすめします。
夜の頭痛と吐き気が解消しなければすぐに病院へ
夜の吐き気と頭痛について2週間以上すでに悩んでいるのであれば、上記のいずれの対処法を試すのも良いですが、まずは病院で本格的に原因をはっきりさせる必要があります。特にご年配や男性ならばこんな症状くらいでと思うかもしれませんが、早期解決をしておかなければ後からかなり強めの反動がきてしまいます。また、素人判断でその場で解決したとしても、すぐに再発するようであれば本格的に病院に行くことが必要です。今回は夜の頭痛と吐き気を感じているという検索に対して書いてみましたが、その他自分が気づいていない症状もあったりします。聞かれてみればそういうのはよく体験するということもあります。それだと対処法もまた、全く異なるものになってしまいます。原因をプロの目によってハッキリさせる方があなたも安心ですし、ここまで必死に書いてきた筆者も安心です。