業務スーパーの肉の品質ってどうなの?ヤバイ?

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業務スーパーで買い物をするときに明らかに肉が安すぎて不安になったり、国産もあるものの、ブラジル産だったり、オーストラリア産だったり、中国産だったりしてさらに不安になっているかもしれません。今回は肉の品質について特に悩んでいる方が多いので、実際のところはどうなのよということについてや、よくある誤解について書いてみたいと思います。これで安心して業務スーパーで買い物できるようになるかもしれません。

結果的に言うと他と大差なし

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業務スーパーの肉の品質は言うほど危険ではない

ブラジル産を除き、業務スーパーの肉の品質についてですが、危険というほどではありません。まず、1kg単位で大量に売っている鳥胸肉の値段が800円などとありますが、100gに直してみると80円です。近くのスーパーのものを見てください。大して安いというほどでもありません。ブラジル産のものはかなり安いので例外です。まず、値段の面から気になっている人も居るかもしれませんが、この時点で品質を考えてもさほど危険というものでもありません。

そして、もしかして、この肉の品質って危険な物を入手しているのではないのかと思わせるのがオーストラリア産の牛肉です。

これは、品質で考えるとこれまた危ない物でも何でもありません。ただし、この国で生産されているときに使われる餌は主に考えると牧草を食べさせて育っております。そうすることで、肉の臭みというのが一気に目立つようになります。結果的に、品質が悪いと感じたり、臭みを感じたりするようになります。それを一度味わった人は、業務スーパーの肉の品質についてちょっと疑問を感じるようになります。そんな誤解がネットでも広まり、業務スーパーの肉どころか、全体的に品質というものはよろしくないものではないのかという憶測がネットで広まります。また、生産段階で抗生物質などが使われることもありますが、そのあたりは業務スーパーに限ったことではなく、大半のところなので今回の話ではあえて大きくは書きません。

このあたりを気にされるならば、馬肉などを買うと生産段階で人間のメインの食用としては広まっていないため、品質と安全性を考えるならば、それをメインに食べるようにしましょう。また、意外なことに、中国産なりブラジル産なり、品質は良くないと言われていますが、その理由としては出荷の段階で、薬が使われているということが挙げられます。しかしながら、これは日本とも仲良しな米国産のものの方が検出されている確率というのが近代は高いのです。結局のところ、生産工場を見ていない限りはどこを買っても品質というものは大差ありません。

日本で生産されているから安心だと思うのもこれまた間違いです。

安全で品質の良い工場で作られているんだろうなということがあっても、工場の人間が憂さ晴らしに肉にイタズラをしていたりというのは働いたことがある人ならばその工場の物は買いたくないくらい分かっている物です。もちろん、全ての工場がというわけではありません。

そして、仮に工場自体が本当にクリーンなシステムを持っていたとしましょう。次は生産元ですが、生産元は1匹でも肉を出荷したいわけなので、あの手この手で生き残らせ、肥料の費用は抑えたいというのが本音です。食べさせている物の産地やどこで取れたかなんてことが分かっていれば安心ですが、大半はそこまで書いてくれておりません。結局のところ、地元のお肉屋さんと繋がるのが実は品質や安全性を本気で考えるのであれば、安心です。それらを考えた上で、業務スーパーも普通のスーパーも品質については大差ありません。

業務スーパーの肉の品質は客が落としている!?

さて、業務スーパーの8割程度の肉が冷凍されております。この冷凍された時点ではさほど、品質に影響がありません。業務スーパーも使っているかどうかは分かりませんが、大半の場所では緩やかに冷凍することによって、肉の品質の劣化を防ぐ冷凍システムが導入されております。セルズ・アライブ・システムとも呼ばれます。略してCASです。そんな講釈の垂れ流しはここまでにしておき、業務スーパーで購入した肉の品質というのは、客が手に入れた瞬間から劣化が始まります。持ち帰る途中に解凍されて、自宅で冷凍するときに冷凍焼けを起こしてしまったり、直ぐに持ち帰って冷凍保存したとしても使っている冷蔵庫によっては劣化がはじまることもあります。ここまでとしては実はあまり問題がないのですが、手に入れた業務スーパーの肉というものは、室温で放置して解凍したり、流水で解凍している方を多く見かけます。これは大きな間違いであり、ここで大半の場合は品質をかなり落としています。そして、業務スーパーの肉はまずい、品質が悪いというような噂が流れまくります。本当のやり方としては、室温も時間がない場合は悪くはありませんが、なるべく冷凍庫から冷蔵庫に移し買えて1~2日程度かけて肉を解凍します。間違っても、ここで電子レンジで時間を短縮するために温めてやろうなんて思っていると、肉のうまみ成分がここぞと言わんばかりに飛び出してしまいます。その結果、まずい肉が出来上がってしまいます。

業務スーパーの品質の良い肉の選び方

これらを踏まえた上で、業務スーパーでは肉の品質の良いものの選び方を紹介してみたいと思います。あまり教えると業務スーパーに泣かれるかもしれませんが、これも広まってくれたらむしろ、業務スーパーのクオリティが上がるきっかけになるかもしれません。そして、品質でも今回はおいしいと思える物の選び方です。

・産地は国産かアメリカ産
まず、産地を選ぶときには国産かアメリカ産です。産地に対しては色々な意見がありますが、一部を取り上げて騒いでいるだけなので、おいしいと思える物を選ぶ方が今回は無難です。中国産については、ウインナーやナゲットに使われており、おいしさは個人の意見が分かれたりすることもあるのでここでは除外しました。

・冷凍焼けしていないこと
たまに冷凍していると、色が変わったり、袋から変な匂いが染み出ていたり、一部だけ謎に固まっている物があります。こういったものであれば、既に品質が落ちている可能性が高いため、購入は避けましょう。すでに、購入してしまっている場合は、3%の塩水を作って、その中で数日解凍させるようにしてください。これで、肉にジューシーさが戻ります。冷凍焼けを起こしていると、乾燥してパサパサしておいしくなくなってしまうので、それを元に戻してあげるのです。

・肉の表面がザラついていない、脂肪が偏っていない
これは業務スーパーの肉だけではありませんが、品質が良い物は肉の表面がなんだかザラザラしているなというものがあれば避けましょう。使っている刃が良くないものがあるので、これによって肉にダメージをあたえている可能性があります。結果的に、食感も損なわれてしまいます。そして、脂肪と赤身がこれでもかというくらいはっきりわかれているものがありますが、そういったものは食感が均一ではないため、イマイチだなと思う方が多くなってしまいます。極端に硬いものを避けたいのであれば、このあたりも気に留めておいてください。


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