実家の縁を切りたい人が知っておくべきこと

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実家と縁を切りたいと思っている方に向けて、今回は筆者が縁を切りたいと思って、実際に切ったお話をします。現状も縁を切っており、それらが元に戻ることは二度とありません。お読みいただく前の注意ですが、思った以上に内容がリアリティのあるものになってしまいました。体験談なのでそうなのですが、感情移入してしまいやすい方は読むにあたって少し注意しておいてください。実際に体験談の1つとして、お読み頂くほか、あなたの心がけ次第では今後の展開は良い方向になっていくと思います。そんな希望を持ちながら今回は読んでみてください。

じゃあね!

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実家の縁を切りたいけど法的には可能か

現在の日本での話ですが、法的に縁を切りたいと思っても、実家に対しては特別な場合を除いて難しいようになっております。例えば、あなたが8歳くらいまでの年齢で、実家の親があなたをまったく育てる気がないと言うような場合は縁を切ることが可能です。ただ、今回お読みの方の大半はそれに該当していないと思いますので、法律で縁を切るというのは難しい状況になってしまいます。また、あなたが女性であるならば、結婚をすることで、実家とは実質縁を切れたということにはなります。戸籍が変わるからです。ただ、ここまで書いたことは何の役にも立っていないので、どうすればいいのかということを、筆者の体験談と共に学んでみてください。

筆者が実家の縁を切りたいと思って、実際に切った話

遡ること、30年ちょっと前の話になりますが、物心がついたときは実家というのは崩壊の道を歩んでいました。父は運送業であり、家からほとんど出て、月に1回から2回くらい帰ってこれば良い方でした。母親は、筆者が気づいた頃には精神疾患になっており、あらゆる面での苦労がありました。必然的に、精神疾患になると母は働きづらくなるので、家に1日中居て何をするわけでもなくひたすらボーっとしていたり、寝ていたりが多かったです。それでも家にお金は無かったので母親が内職をしていました。父は家にお金を入れるどころか、働いて手に入れたお金で、外で遊んでは使い切ってしまうので、家で使えるお金は雀の涙ほどしか入ってきません。そんなことから、毎日のご飯は白米に塩や、ソーセージが並んだときにはご馳走扱いでした。そんな事実に気づいたのは、色々分かるようになる、高校生くらいの年齢になってからです。このくらいの年齢になると、筆者は色々とおしゃれをしたくなったり、おいしいものを食べたくなったりと成長盛りなので色々なことをしたくなってきます。そんなことからアルバイトを始めてみるものの、9割近くは母親が家に入れろと強要するので、仕方なく入れていました。筆者の他にも姉妹が居て、まだまだ働けない姉妹が少しでもお腹の減っている思いをしないのであればと思って、高校生活を過ごしましたが、母親がほとんどお金を父親の方に回していたということもあり、本気で実家に落胆しました。そんなこんなの結果、両親は離婚しました。それなりに、社会に出る年齢になって、気になる相手も見つかって、結婚をするタイミングで実家の縁を本格的に切りたいと思いました。実際にやったことは、行き先を告げることも無く、結婚相手についても知らせることも無く、行方を暗まし、生まれ育った町とはまったく違う場所で新しい人生をスタートすることにしました。それからというものの、夫婦での生活は快適そのものであり、今でも口論することはあっても、それなりに仲良く暮らしています。

実家の縁を切りたいならやることはたった1つ

実家との縁を切りたいと思ったならば、あなたがやることはひたすら実家に関わらないようにしましょう。それだけでどうにでもなります。それだけとは書きましたが、筆者も自分の親だと思ったり、色々な葛藤がありましたが、二度と関わるものかと思って、もう何十年も関わっていない状態です。葬式などの類も出席しません。それにつられて、姉妹も実家との絶縁をして、親も色々と諦めているとの情報を姉妹づてに聞きました。早何十年と経っていますが、実家の縁を切りたいと思って、実際に関わっては後悔をしてという方も見かけます。恐らく共依存の関係に陥っていたりするのだと思いますが、幸い筆者の母親は放任主義ということもあって、生まれながらに病気の関係もあってか、放置されていたので、縁を切るまでの決断や実家に対する情というのは1つもありません。助けが必要でも助けてもらったこともありません。そんなことがあってか、縁を切るのは心がけ1つなのでかなり簡単なことだとは思います。ただ、前述のように共依存の関係に陥っているならば、難しいかもしれません。ただ、それでも心がけ1つでうまく状況は打開できると思います。

実家の縁を切りたいのはいいけど、社会的に困ることもある

今結婚などをしていて、その生活そのものが順調であるならば、特に問題はありません。しかしながら、まだまだ未来のある若い方の場合で、結婚もこれからというのであれば、社会的に理解されないということだけは心得ておきましょう。また、何かあればこれだから実家の縁を切るとか言う人はというレッテルを貼られたりすることもあります。実際に筆者の姉妹はそんな家庭環境で育ったおかげか、警察のお世話になることもありました。新聞に載ってしまうこともありました。そんなことから、益々世間の目は冷たい状況になっております。結婚相手の実家の義理の両親にも、冷たい目で見られました。それは筆者の家庭環境のお話なので、あなたもそうなるとは限りません。ただ、実家の縁を切るような人間なので、少しでも非常識なポイントが目に付けば、やはりそれを理由にレッテルを貼られてしまうことになります。そんなこともあるので、あなたが社会的に困らないようにここから学べることがあれば、うまくごまかしたり、事情を説明して通じる環境であれば、しっかり説明しておきましょう。

結果的に実家の縁を切りたいと思って、実行したのは良かったです

色々とデメリットに近いようなことも書きましたが、結果的に実行に移せたのは良かったと思います。もし、このまま実家と関わり続けていたとすると、自分も母親の遺伝子を受け継いでいるので精神を病むことにもなりかねません。また、生きる上で自分にとって実家に関わりがあると、足かせになってしまうのも事実です。そんなことから、何十年と実家に寄り付くことはありません。後悔どころか、書いている今も心がスッキリしております。皆良い家庭で育ったというのは、この世の中ありえません。幸せな家庭もあれば、その反対の家庭もあります。次はあなたがそんな家庭を持ってしまわないように、気をつけましょう。恐らくトラウマレベルになっていると思いますので、そんなことはしないと思いますし、そもそも結婚願望もないかもしれません。あなたなりに幸せな人生を歩める確信があるならば実家の縁を切りたいと思ったときに社会に出ているならばそれが実行するタイミングです。色々な厳しい意見が飛んできても、結果的に自分が幸せならば良いと思います。

それでは、健闘を祈ります。


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