高校の受験に失敗した学生に向けて今回は過去に高校受験の失敗をした経験がある筆者があれこれとアドバイスをしていきたいと思います。高校そのものの受験を考えた場合、人生で一度きりのもので改めて受験することはまず不可能です。だからこそ、精神的にかなりどん底に落ちているかもしれません。正直泣きたいところかもしれません。それ以上のショックを受けていることだと思いまが、ハッキリ言ってしまうとそれは無駄な落ち込みなので、その理由について解説していきたいと思います。
心配するな！
高校の受験に失敗！？でも、それって通過点ですよ！
かなりの頑張りで、連日徹夜しながら勉強したのに、結果は見事に高校受験に失敗。だからこそ落ち込んでいると思いますが、そもそも高校というものは何でしょうか。中学生以上に学問を究めるところでもあります。本当に学びたいこともあったかもしれません。しかしながら、本当に学びたいことがあっても、別に受かった高校に通いながら、自分でそのスキルを極める方法もあります。さらに、現実をお伝えしてみると、高校で習える学習内容となると、本当にさわりだけの範囲です。3年間かけて習ってきたものが、専門学校や大学生になると、数日でそんな知識も数日で消費してしまい、まだまだ薄いなと体感するかもしれません。高校そのものは、単に大学や社会に出るまでの通過点でしかありません。そんなことから、学習に関して悩んでいるのであれば、今受かっているほかの高校に通いながら、自分のやりたいことをやりましょう。実際に筆者も、将来はプログラマになることを志望しており、高校受験に失敗して結局別の高校に通うことになりましたが、そこでは諦めずに勉強をしていて、立派に食べていくことが出来ております。
高校を受験し、失敗して、親に失望されていないだろうか
高校の受験の失敗の知らせを知った瞬間、怒ったり、ため息をついたり取り乱す親も多いです。恐らく自分は親に失望されたのではないだろうか、どうやって顔向けしていいのか分からないと思うかもしれません。実際に怒られたりしたかもしれませんが、親もあなたにそれなりの期待をしていたので、その反応になってしまっているだけです。決してあなたに高校受験の失敗があったから失望しているわけではありません。親子というのは、例え子供が何をしようと、世間的に白い目で見られてしまうようなことをしようと、子供は何よりも大事な存在です。そう言えるのも、実際に筆者がすでに子供が居る年齢だからでもあります。もし、親に顔向けできないと思っているのであれば、その心配をする必要はありません。だからといって知らせる時はあんまりにもあっけらかんとはしないようにしましょう。残念そうにする必要がありますが、とりあえず落ちたということを伝えましょう。また、公立ではなく、私立に行くことになり、親にお金の面でアレコレと言われるかもしれませんが、そのあたりはあなたの状況が整い次第バイトをしながら、高校に通ってみるのも良いです。その程度で学費はまかなえるどころか、お小遣いも出来るので一石二鳥です。
そんなことを言われても、高校受験の失敗の気持ちはどうすりゃいいんだ
あれこれと失敗について書いてきましたが、筆者がいくら説明したところでという気持ちかもしれません。他にあなたなりの高校生活を描いていたかもしれません。気持ちをどういう風にすればいいんだという葛藤もあると思います。さて、そこで筆者から提案です。好きなだけ泣きましょう。これでもかというくらい泣いてください。情けないと思ったり、余計惨めに思うかもしれません。しかしながら、泣くという行為はかなり重要なことでもあります。自分の気持ちに整理をつけたりするために泣くのです。それだけでもちょっとはスッキリしたりするものです。
結果を書くと、筆者は高校受験に失敗して良かったです
こう書ける理由が２つほどあります。まずは、失敗を知るというのは自分の弱いところを認めるためにも重要です。実はこういう経験があるかないかで、将来的にお金持ちになれるかどうかというのも違ってきます。お金持ちというのは、単純に運があるだけと思うかもしれませんが、人以上にかなりの失敗を繰り返してきております。それこそ、高校受験の失敗そのものがちっぽけな出来事に見えるくらいの失敗談を聞くこともあります。そんな現実味の無い話はさておき、あなたがそもそも志望していた高校というのは、本当はどんな状況かということをよく分かっているでしょうか。筆者は失敗したことで、何もかもダメだと思っていましたがしばらく経って、高校の情報についてあれこれと友達と交換する機会が出来ました。これでもかというくらい、自分の中で輝いていた高校が実は思っていたものと違ってたようです。IT系のスキルを学べる高校だと思っていたところ、その高校は完全なる体育会系の方針であり、校則もなにもかも厳しく、行事が多いと思えば、すべて体操や行進などの集団行動というようなとんでも話でした。一方、失敗して渋々当時は入学した高校ですが、とても楽しく、自分の学びたいことを高校以外でも勉強しつつ、それなりに友達とも遊びながら、充実した生活をすることが出来ました。そんな現実を知ったとき、むしろ高校受験は失敗して良かったと筆者は思いました。
最後に、もっと正直なことを書かせてください。高校というのは、通過点だということを書きました。恐らく、学校や親からは高校は物凄く重要で、就職の時にも響くというくらいに言われているかもしれません。確かにそのような部分もありますが、ちょっと偏差値の低い高校でも、それなりの大学や、専門学校を出て、かなりの努力をしているとなれば、そちらの方が社会的にはかなりの高評価です。高校受験の失敗で、全てが終わったかのように錯覚しているかもしれませんが、そのような心配はしないようにしてください。