帰省をしてみて、いざ変えるときに帰りたくないというような思いをしている方は、大学生や主婦や一人暮らしの方は多いようです。それだけ帰りたくなるような立派な家でもあるという証拠でもあります。また、それだけ立派な両親でもあったということです。家庭環境的には比較的恵まれていることをまずは嬉しく思いましょう。もちろん筆者も帰省から帰りたくないという思いをしてきました。何度も寂しい思いをしてきました。そんなときの考え方をアドバイスしてみたいと思います。
帰省から帰りたくない場合どう考えるか
帰省していて帰りたくないというのは、一般的な感覚でもあります。特に大学生や主婦や一人暮らしの始めの方くらいが悩んでいる傾向にあります。また、これから書くことはきつい内容に思える部分もあるかもしれませんが、最終的にそのような考えに落ち着いている方も多いのも事実です。
■まずは親離れしてみることを目標にする
もちろん、本格的に離れる必要はありませんが、まだまだ精神的には親離れできていない状況です。物理的に離れていても、精神的に離れていない今のような場合は親離れできていない状況です。また、親も実は似たような思いをしているかもしれません。それだけ親子の愛が深いということでもあります。親も頑張っているし自分も頑張らなければとまずは、気持ちを切り替えてみましょう。極端な発想にはなりますが、いつまでも親元を離れず実家で還暦を迎えるよりは親御さんも安心しているのではないかと思います。親をまずは安心させるためにも、あなたもこれからもっともっと強くなりましょう。
■帰省したとき記念写真を撮る
帰省したとき、今の時代は便利なのでスマホなどで一緒に撮影することなどは気軽に出来ます。今の家に戻りたくないなというような感情を抱えたときにも、楽しく撮影した写真があると、何だか元気付けられる感じはしないでしょうか。後に色々な思い出としても残るので大切に保管しておきましょう。また、次の帰省の時に元気で両親に会えるようにしましょう。
■もっと親を大事にする
さて、帰省してもダラダラ過ごしているのではないでしょうか。もちろんこれが悪いことだというわけではありません。帰省して色々気が抜けてしまって、実家の生活を思い出してついついダラダラしてしまう方も多いです。恐らくそれが大半だと思います。しかしながら、自分も成長したところを親に見せるべく、実家に住んでいる時は手伝わなかったことを手伝ってみたり、見つからなければ肩でも揉んでみましょう。親を安心させることも出来ますし、あなたも、もっと親と打ち解けるきっかけにになります。充実した帰省をすると、帰りたくないというような感情も薄く出来ます。
■まだまだ甘えている部分があることも自覚する
さて、ちょっときつい書き方になるかもしれませんが、ご容赦ください。主婦なり学生なり、一人暮らしなり、帰省から帰りたくないというような感情を持つ方も居ます。その感情は悪いというわけではないのですが、未だどこか親に甘えている部分もあります。甘えられるうちに甘えておけというような考え方もありですが、それだといざ一人になった時自分は本当に何も出来ない人間になります。多少なりとも甘えている部分があると自覚しているならば全てじゃなくとも、1つくらいは改善してみましょう。
■慣れる
ここまでのアドバイスでどれも納得いかない場合は、慣れるほかありません。大半の方の通過儀礼でもあります。相談できる友達や、同僚が居るならば、帰省から帰りたくないって思ったことはあるかと聞いてみても良いかもしれません。恥ずかしいことでもなく、家族を大切にするということはとても、大事なことです。相談して、自分を騙し騙しやってみて、人間は大人になっていくものです。他人に相談するのが恥ずかしければ兄弟や、祖父母などに話してみても良いかもしれません。両親は、あまり心配させてもいけないのでやめておきましょう。
■忙しくしてみる
帰省から帰りたくないと思うならば、帰ったときにやることがたくさんあるように、わざと予定を設定しておきましょう。そうすることで、わざと帰りたくないという感情から気をそらせる方法でもあります。そういったものが難しいのであれば、何か帰ったときに楽しみなどを作っておきましょう。例えば、帰省から帰りたくないけど、帰ったらこんなプレゼントを自分に準備してみたぞというような楽しみを作っておくのです。何かしら仕事でも、勉強でも、プレゼントでもいいので、なるべく自分が忙しくなるようにセッティングしてみましょう。
■家族が居る場合はそれを大切にする(結婚した方へ)
すでに、実家を巣立って、旦那もしくは嫁、更に子供が出来た方も居るかもしれません。帰省から帰りたくないという感情があるかもしれませんが、それよりも今の家族をもっと大切にしましょう。確かに今のパートナーは親より気が利いたりするものではないかもしれません。しかしながら、これから一生涯付き合っていくパートナーです。親より過ごす時間が長いのでそれを大切にしないと双方共に色々と苦労することになります。今のパートナーや子供をもっと大切にしてください。
■いずれもっと辛いこともある
筆者はこれはあまり書きたくないことですが、あえて書きます。今、そうやって抱えている悩みというのはまだまだ幸せです。ただ、自分の親がこの世を旅立った時もそのような感情を抱えていると、本格的に精神が疲れてしまうことになります。辛いときにさらに辛いことを考えたくはないと思いますが、まわりにまわってあなたのためなので、今の悩みは幸せであることを自覚し、もっと大人になれるように努力してみましょう。