減量中の方に向けてチートデイを行おうと思う方、すでに導入している方に、気をつけることを今回解説してみたいと思います。実は、減量中のチートデイは有効ですが、やり方によっては失敗してしまったり、減量が思うように進まない方も出てきます。筆者自身、体脂肪を減らすための減量をしているときに、良いと思ってやっていたことが、実は効果なしだったということもあるので、特に失敗したくない方は要チェックです。
苦い思いでも混ぜつつ語ります
減量中のチートデイでこれは気をつけろ！
■何でも好きなだけ食べていいのは最初だけ
減量中にチートデイを行う方で、終始何でも食べている方が多いですが、そういった方に限って失敗する確率も高いです。実はこれ、筆者も同じような考えで減量を行っていましたが、見事に失敗してしまったので、同じようなことを思っている方や、既に減量中でこのようなチートミールを取り入れている方はすぐにやめるようにしましょう。また、そもそも大食いをするのが得意な方は、特にこのケースでは要注意です。
■運動をしないとメリハリボディは作れない
減量中とチートデイの関係に直接的なものではありませんが、メリハリボディを目指していたり、一般的に良い体を目指しているならば、やはり運動は不可欠です。減量中にチートデイを行うならば、運動も行ったほうが筆者の場合はかなり効果が高かったです。そもそも運動しない人は、少しでもいいので筋トレを1日1部位くらいで始めてみるようにしましょう。筆者もなんだかんだ、運動しないスタイルの減量を行っていましたが、最終的にここにたどり着きました。
■減量中にチートデイを行いたいならば2パターンある
減量中のチートデイが悪いというわけではありません。むしろ、有効的に活用すれば、成果は一般的な減量と同じくらいのスピードで痩せることが出来て、ストレスも比較的少ないです。まず、減量が進んできたら、脂質ありで炭水化物のチートミールを脂質なしにします。そこで食べることが出来るものは、バナナや餅、おにぎりなどといった脂質がほとんど含まれていないものです。カーボアップに近い内容になりますが、何でも食べていたところをこのように変更する必要があります。また、さらに減量が進んできたら、筆者は炭水化物ではなくたんぱく質を単純に増やすチートデイを設けることにして、例えば焼肉をメインに食べております。
■ホメオスタシスに要注意
減量そのものが、人間にとって自然な状態ではありません。どこかのサイトでも見たことあるような言葉かもしれませんが、ホメオスタシスとは、元に戻る人間の能力の事を指します。減量後にリバウンドしやすいのは、この機能があるためです。筆者も減量直後にチートデイを設けると、減らした体重と同じだけ体重がガクンと増えます。数字もこれくらいぴったりで止まるので不思議なものです。また、カラカラの雑巾に水を与えているような状況が減量終了から維持の期間なので、しばらくダイエットが成功したとしても良い体で居たい方は、しばらく維持をすることをおすすめします。
■出来れば減量中はチートデイをやらない方が良い
チートデイを否定しているわけではなく、むしろ筆者はおすすめしております。チートデイという言葉が、徐々に一般化しつつありますが、本当は停滞期が来て2週間が経ってもなお、体重が変動しないときに行うテクニックです。ただ、チートデイは一回行ってしまうと、何度もやりたくなったり、減量がむしろ辛くなってしまうので、やらない方が良い場合もあります。また、頻度を決めて行っていて成功している方でも、減量中ということを考えて、維持でもない限りはなるべく頻度は少なめにしておくことをおすすめします。どうしてもというときのために取っておくと、案外やらなくとも平気です。
■チートデイの嘘情報に騙されるな
チートデイを解説しているほとんどのサイトが間違っているわけではありません。中には個人の体験などを含めながら、立派に書いているところもありますが、それはあくまでも個人だったり、平均的なデータだったりします。それが、あなたの体に通用するわけでもなく、書いている通りに行っていたら、失敗してしまうことだってあります。その人にとって正しくても、あなたの体にとっては嘘になってしまうこともあります。自分の体のことは、自分でなるべくデータを取って、サイトに書いてある情報は正しいかなど照らし合わせて総合的に判断するようにしましょう。
■やり方は正しいか振り返る
チートデイの甘い情報にばかり目がむきがちな方が多いです。素晴らしい減量テクニックではありますが、使いどころを間違えると、やはり失敗してしまいます。そこを見失っていないかは、自分でしっかりと繰り返しやり方を見る必要があります。減量中でチートデイを行う方であれば、維持や増量中の甘い考えが頭の中に残っているままなので、改めて情報を繰り返し頭に叩き込んであげる必要があります。考えも見た目も、意外と甘くなっている人が多いです。筆者もそんな一人でした。そんな方に向けて、筆者も過去に本格的なチートデイのやり方を紹介してみたので、参考にしてみてください。
減量中のチートデイではなるべく少なめに
何よりも大事なのが、チートデイを行うのであれば、減量中は少なめに行っておくことをおすすめします。もしくは、状況によっては無難さを見て無しにしてみるのもおすすめです。減量中のチートデイの頻度としては多くても月1回程度を目安に行うか、自分が減量に本気で耐えられなくなってから行ったのでも遅くはありません。繰り返しやりたいというのは筆者も十分理解しております。チートデイは真面目にやっているからこそおいしく感じるものです。また、それでもチートデイを週1くらいの頻度で減量しても行いたいなというのであれば、焼肉をおすすめします。