チートデイというものを知って、実際に行ってみたものの、痩せないと思っていたり、実際に失敗した方に向けて今回は色々とアドバイスしてみたいと思います。恐らくなんとなくネットで仕入れた情報で行ってみたものの、体重が増えたまま戻らなかったりしているのではないでしょうか。憶測ではありますが、甘い情報ばかりに目が向くあまり、肝心なところを見失っている可能性もあります。チートデイのおさらいとしてという意味や、他のサイトが解説でききれていない詳しいチートデイのやり方まで知って、改めて再挑戦してみましょう。
チートデイで痩せないのは本当に何でも食べているから
チートデイのやり方の1つとして、何でも高カロリーのもの好きなだけ食べるスタイルというものがあります。確かにこれは間違っていないチートデイの方法ですが、ダイエットの進捗状況によっては逆効果になってしまうことがあります。序盤でダイエットを本気で頑張っている方に向けた初期ボーナスのようなものです。そして、ある程度ダイエットが進んでくると、あなたの体は常にマイナスカロリーの状態になれてきます。そこで、本当に何でも食べたとしましょう。チートデイとセットで考えたい言葉はホメオスタシスという言葉です。これは日本語に直すと恒常性です。つまるところ、ダイエットに慣れてきたところに、何でも栄養素を気にせずドカ食いしていると、これが働くことになり、場合によってはリバウンドしてしまうこともあります。実は筆者もこのチートデイという甘い言葉に目が向くばかりに、このあたりを見失ってリバウンドしかけたことがあります。チートデイがダメだと言っているわけではありません。進捗状況によって、チートデイの内容を変えていく必要があります。最初のあたりは、何でも食べるというチートデイで良いですが、徐々に進むにつれて、この内容を高炭水化物、低脂質のたんぱく質はいつもどおりといった内容に変えて行く必要があります。また、ダイエットもそろそろ終わりかなという場合には、肉や魚などをメインとしたチートデイが筆者のおすすめです。高たんぱく、中脂質くらいでこのチートデイは行います。このように、ダイエットの状況によって、チートデイの内容を変えていくというのはかなり必要なことです。
そもそもチートデイで痩せないということを勘違いしている
これは、チートデイをはじめて行った方にありがちなことですが、翌日に痩せるといったことや2、3日後に痩せるといった言葉をそのまんま信じている方が居ます。確かに筆者も3日くらいかけて体重が元以下くらいになりますが、これが1週間引きずることもあったり、翌日痩せることもあったりと様々です。人間の体の不思議なところでもありますが、こういったこともあるということを知っておかないと、痩せないと勘違いしてしまう方も多いようです。また、ダイエットそのものの知識が薄い方は、翌日にかなり体重が増えたことに驚くかもしれません。しかしながら、これは体に水分が蓄えられただけなので、元のダイエット食にするだけで自然と戻っていきます。
チートデイで痩せないと言う前に、栄養素管理できている?
ダイエットというのは様々なやり方があります。カロリーそのものを管理するものや、糖質制限やケトジェニックダイエットのように栄養素を制限する方など色々です。今のところの成功しやすいダイエットが前述の2通りになりますが、単に摂取カロリーだけを減らして栄養素など考えずに闇雲にダイエットを行っている方を見かけます。特に女性に多いのですが、もしそういったダイエットをしているならば、停滞期になりやすいどころか、理想の体に近づくことは出来ません。筆者もこのあたりの栄養素を実は軽視しており、単純に体重が減れば良く、それでお腹もしっかりスリムになると思っていましたが、現実は甘くありませんでした。痩せたのにぽっこりお腹はそのままでした。これは後に栄養素そのものの管理が間違っていることに気づきました。もし、あなたがそれに該当しているならば、チートデイを考える前に普段の栄養がしっかりできているかを考えてください。また、出来ていると思っている方でもやり方を改めて見つめ直すことで解決策も見つかります。
チートデイで痩せないならやらない方が良い場合もある
チートデイで痩せない思いをしている方や、ここまでの説明でなんとなくでも納得のいかない部分があれば、やらない方が良い場合もあります。筆者も実際にダイエットを行う上でチートデイはある程度まで進んだらやらないという選択をしていることもあります。チートデイというだけに本当に何でも食べたいというのが筆者の思いです。ですが、冒頭で説明したように進捗状況によって食べる栄養もしっかり考える必要があります。それが筆者にとってはストレスである場合もあるので、あえて停滞期はじっと耐えることにしております。それでも2週間程度体重に変動がなければチートデイを行うことがありますが、そうなると月に1回あるかないかのペースです。
適切なチートデイの頻度を知らなければ痩せない
さて、とあるサイトではチートデイは1週間に1回、他のサイトは2週間に1回などろ色々な情報があります。月に1回という情報もあります。どれも間違ってはいません。しかしながら、痩せない場合はチートデイの頻度が短すぎるという場合があります。筆者は1週間に1回行っていましたが、太ることもなければ痩せないといったようなことを体験しましたが、これは明らかにチートデイの頻度が短すぎたようです。もちろん、食べる内容にもよりますが、なんでも本当に好きに食べたければダイエット中であるのならば月1回が限度だと感じております。何より、チートデイを行う上で、自分の体の変化とも向き合う必要があります。それによって、あなたの適切な頻度が決まります。マニュアル通りにならないところがダイエットの難しいところでもあります。
痩せないなら運動もなるべく行おう
これは人によってダイエット方針があるため、強くおすすめするわけではありませんが、最短で結果を出したいならば運動は避けて通れない道です。筆者もランニングや筋トレなどするものかと思っていましたが、結局理想の体を手に入れるには少しでも体を動かす必要があるということに、やっと気づきました。ただ、1日に何時間も運動に割り当てることが出来ない方は1日1種目でもいいので、筋トレをすることをおすすめしております。短い時間で目的の筋肉に負荷を与えれば簡単に体は変化します。年々それは筋肉が付くごとに難しくなっていきますが、運動をしていないのであれば、体型を変えるのは案外すぐだということに気づけます。普段運動を行っていない人が某プライベートジムでガンガン実績を出している理由がここに隠れております。筆者も最初は嫌々行っていましたが、ガンガン体つきが変わっていく姿に快感すら覚えて、今はほぼ筋トレを行っております。繰り返しますが、あなたのダイエットスタイルはあなたが既に決めているため、おすすめしているわけではありません。ただ、早く体型を変えたいならばこれが最善策でもあります。また、チートデイとの相性もかなり良く、増えた体重もすぐに筋トレで元通りか、それより下の体脂肪率になるので毎度のことながらチートデイを成功させつつ、楽しみにもなります。
また、最後に話が少しそれますが、痩せない=体重が減らないと思っているならばその考えは今から捨てるようにしましょう。そういうのも、仮に体重が1kg減ったとして、それが体脂肪であるか筋肉であるかによって大きく異なるからです。体脂肪1kg仮に減らすことに成功したならば、見た目は前よりもスリムになっています。しかしながら、筋肉で1kg落ちたとなれば、あまり前と見た目が変わらないか、ちょっとだらしなく見えるかもしれません。結果的に全体的な体脂肪率が増えているからです。
このように、ダイエットも少し視点や知識を改めるだけで面白いように成果を出すことが出来ます。