もうちょっとで父の日のシーズンです。プレゼントに悩みに悩んだ末、現金という選択肢の方に向けて今回はいくらほど渡すのかといったことや、そもそも父の日に現金というのはどうなのということを詳しく解説しております。実はコレ、父親によって考え方が様々であったりもするので少し注意しておきましょう。また、実際に渡すとして、袋の書き方などについて悩むかもしれないのでそういった面も含めて今回は色々と紹介しております。それでも、まだまだ迷いがあるならば究極の父の日の裏技的なものも考えてみました。
父の日に現金ってそもそもタブーだったりマナー違反なの?
まず父の日のプレゼントに現金はそもそもどうなのかという話になると思います。父の日のそもそもの目的を考えてみるといつもお世話になっているお父さんに対して敬意や感謝の意思を示す日であります。それがあってのプレゼントとなるわけなので、父の日に現金はマナー違反でもタブーでもないことになります。
父親が喜べばそれで良いという考え方が今の世の中の考え方でもあります。また、父親が現金を要求していればなおさらそれを父の日のプレゼントにすべきです。マナー的に考えてみると、目上の人に好きなものを選んでくれよというような誤解を与えてしまうということがありますが、それはあくまでも父ではなく他人での話です。更に、マナーの存在意義そのものを考えてみるとどうでしょうか。相手に不快感を与えないようにすることが目的です。逆に父親から現金を父の日に欲しいといわれているのに、プレゼントしないというならば極論を述べてしまうとマナー違反になるかもしれません。
ただ、ちょっと考えておきたいところもあり、父の日でもその跡に誕生日があるかどうかです。それを一緒に父の日に行おうというのであれば、その時に限っては特にご年配の場合はマナー違反とみなされることがあります。理由としては、お悔やみ事は早くすべきなのでそれと一緒になるといった意味合いです。逆にお祝い事は遅れて行った方が良いともする考え方があります。現代ではそういう考え方も減ってきましたが、そのあたりもマナーの範囲として考えておいてください。
そんなことが分かった所で、父の日には現金をプレゼントして良いと分かったと思います。それでは実際にいくら渡せば良いのかといったことについて紹介してみたいと思います。
父の日に現金はいくら渡す?
父の日に現金はいくら渡すかといった質問ですが、一般的な相場は3000円~1万円程度になっているようです。ただ、注意しておきたいのは父の日あたりやその前後が誕生日の場合です。お祝い事を一緒に行うとなれば、3000円か5000円か7000円あたりにしておくべきです。
奇数の数字のものが基本的にはお祝いに適しているといわれている数字なのでもしかすると、そのあたりを考えるお父さんにとって不快感を与えてしまわないようにしましょう。特に9000円となると、苦しみを連想させる数字であることから、そういったことを避けるようにしておきましょう。
ただ、今の時代が時代です。4000円くらいなら出せるけど、5000円はちょっとお財布的に厳しいかもということもあると思います。それならば裏技として、まずはその金額を封筒に包みます。そして、プラスアルファで何でも良いのでちょっとしたプレゼントを行っておきます。これについては特に指定はありません。
父の日に贈る封筒の書き方や種類に関する知識
特に決まりがあるといったわけではありませんが、一般的にこういう方法があるよということで紹介させていただきます。まずは、封筒に「お父さん、ありがとう」、「父の日」、「感謝」などの文字を書いておくようにしましょう。そして贈り主の名前を書くだけで完了です。封筒の種類はこの場合はのし袋ではなくても大丈夫です。むしろちょっと砕けた感じの封筒が父の日に適します。また、誕生日などが重なっている場合についてはこれは別です。お祝いと感謝のどっちが重要かというと、まずはお祝い事であるということは言うまでもありません。そこで、「お祝い」、「御祝儀」などと書く方法があります。また、中が見えないような封筒が入っているので、そこにも金○円也と書きます。ここの○に入る数字は漢字であります。参考までに、1から9までの漢数字を紹介します。
1:壱
2:弐
3:参
4:四
5:五
6:六
7:七
8:八
9:九
また、誕生日などで祝儀袋を父の日に使うような場合は、こちらの蝶結びのものを選ぶようにしましょう。理由としては、ほどいては結ぶことが出来ます。つまるところ、何回あっても良い種類のお祝いとされているものを選びます。反対に紐が上にでているようなものは結び切りと言われており、お祝いとしては1回きりのほうが良いとされているものです。例えば結婚などがそうです。
それでも父の日に現金をプレゼントするのに迷いがある場合の裏技
父の日のプレゼントで現金をプレゼントするのが良くても気が引けてしまうなという優しい方に向けてちょっとした裏技を紹介してみたいと思います。あくまでもお金はオマケなんだよということで、小さなものでも良いので父の日のプレゼントとして一緒に渡してしまうことです。これは誕生日と父の日を別にしたいという場合においても使える方法です。そういった体裁も大事にする父親も居ると思うので、そのあたりは臨機応変にいってみましょう。もし、そのあたりも分からないし、そもそも今回のプレゼントの対象が義父であるといった場合は、何か小さなプレゼントをつけておくのがこの場合は無難です。
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