南海トラフに注目が集まりますが、今回は大分県の震度や津波情報を公開していきたいと思います。それを参考にする場合の注意点としてはいずれも最大値のデータを集めたもので、津波の到達時間においては最短のケースを想定しております。また、場合によっては大分県でも建物の倒壊などによって死者は2000人を超え、津波でも同じく2000人を超え、その他もろもろをあわせると南海トラフでは5000人以上の被害、重症をあわせるとそれ以上になるのではと予測されています。
南海トラフにおける大分県の津波・到達時間、震度一覧
市町村名 | 震度 |
津波(m) |
津波到達時間 |
大分市 | 6強 | 5 | 47 |
別府市 | 6弱 | 5 | 85 |
中津市 | 5強 | 4 | 188 |
日田市 | 5強 | – | – |
佐伯市 | 6強 | 8 | 18 |
臼杵市 | 6強 | 6 | 51 |
津久見市 | 6強 | 5 | 35 |
竹田市 | 6弱 | – | – |
豊後高田市 | 6弱 | 3 | 183 |
杵築市 | 6弱 | 4 | 68 |
宇佐市 | 6弱 | 4 | 184 |
豊後大野市 | 6弱 | – | – |
由布市 | 6弱 | – | – |
国東市 | 6弱 | 4 | 69 |
東国東郡姫島村 | 6弱 | 3 | 94 |
速見郡日出町 | 6弱 | 5 | 78 |
玖珠郡九重町 | 6弱 | – | – |
玖珠郡玖珠町 | 5強 | – | – |
今回利用した南海トラフの震度や津波の被害想定はこちらから分かりやすく抜粋したものです。各リンク、PDFなのでスマホやiphoneをご利用の方は、通信の消費にお気をつけください。
南海トラフ巨大地震の被害想定(第二次報告)
結果からお分かりいただけるように多い他県でもほとんどの地域が震度6弱を観測される予定になっています。津波到達時間は佐伯市が18分以内に届くであろうと予測されているので、注意が必要です。大分県では、この周辺に小学校やショッピングセンター幼稚園などがたくさんありますが、それなりに山も多く、避難する場所を考える必要があります。なるべく周囲の高台を目指して逃げるようにするべきです。また、大分県の中でも大分市は斜面崩壊の危険性が高いことが指摘されております。急斜面であるような場所には近づかないようにしましょう。大分市、別府氏、日出町、由布市は大分県の中でも建物の倒壊が多いことが南海トラフにおいては予測されております。どこも震度が大きい地域であり、全壊は57,000棟は簡単に超えるよされて降ります。液状化なども考えると南海トラフはかなりの被害になる可能性があるので大分県の方は、自分なりの避難からその後の生活までしっかりと考えておきましょう。南海トラフにおいては大分県では数時間後から12時間後以内に震度5弱~6強の地震が発生することも考えられております。
大分県の方が南海トラフで注意すべきこと
大分県の方は、南海トラフでは特に建物倒壊や液状化については注意すべきです。先ほども述べたように震度は最大で6強の地震が来ることがあります。場合によっては、再度津波などが押し寄せる可能性もあるので要注意です。また、大分県では南海トラフの発端となってしまいがちな日向灘の震源があります。揺れが頻繁になってきたタイミングでは南海トラフなどの地震や、マグニチュードが7を超える規模のものが起こったとしたらすぐに避難を開始すべきです。そういうのも連動による更なる地震の可能性があります。また、外に出れば大分県でも思った以上の建物が壊れていると思うので、そういった場合の逃げ方なども考えておく必要があります。常に道は整備されているとは限りません。場合によっては、これだけ騒がれている為に南海トラフ地震と思われる震源で大きな規模や震度のものが起こると猛スピードで走る車も居ると思われますが、そういったものに注意する必要もあります。また、何よりケガをしないことが大事です。医療ではトリアージと呼ばれるものが行われておりますが、南海トラフでもこれは行われます。治療の優先順位を決めるものですが、単なる怪我だとまともに治療してくれない可能性もあります。
南海トラフで大分県の津波で絶対避けなければならないこと
被害想定というのは、ある程度の事象に基づいて行われますが、避難せずという方は一定数居ます。恐らく、南海トラフでもそのような方が居ないとは限りません。これによっての被害というのは冒頭の説明文で挙げた想定の人数の中にも計上しております。ちなみに、大分県の南海トラフにおいては、避難しない方が500人程度居るだろうとの国の予想結果です。意外と多く、この中では南海トラフ地震における知識や意識などの薄さによって起こる被害だろうと想定されております。実際の東北ではそのような例があり、津波が発生し、避難まで時間があってすぐ近くが高台なのに避難しなかったというケースがあります。テレビなどでうつされているのはあの例です。正しい知識と逃げる体制をしっかり作っておくことで、実は津波による被害というのはぐっと減ります。
大分県の方で津波が来ない地域の方も備えを
いくら津波が来ない地域でも、場合によっては建物の倒壊、原発の影響などなどあります。スーパーも常に開いているわけではなく、他県から物資が届くのは1週間あたりだとされていますが、それ以上に時間はかかるのではないかと筆者は思っております。西日本のほとんどが南海トラフの影響を受けるので、被害の大きい地域が優先的にという場合もあります。病院に通うほどの持病がある方は、お薬などはすぐに手に入らない場合もあります。また、そこまでの経路が確立しているとも限りません。そういった面から、普段から備えておくことが必要です。食べ物だけあっても、水がなくなる可能性もあり、南海トラフでは大分県も例外なくそのケースが考えられることから、普段からしっかりと準備しておきましょう。