南海トラフの備蓄、企業がすべきものは?

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南海トラフの備蓄、企業がしておくもの一覧

南海トラフで一般的な備蓄は散々言われてネット上でも転がっていますが、企業がしましょうとはあまり書いているところは少ないです。実際に経営者の方や防災管理をする方はどのようにして従業員の安全を確保すべきかというところにまだまだ課題が残っているところも多いと思います。今回は実際に筆者が企業で備蓄として準備しているものをピックアップしてみました。また、経営者が南海トラフに備えるメリットとしては、企業がまだまだ活動できる状態ならばそこで家族を助けることが出来るというメリットもあります。

南海トラフの備蓄、企業がしておくもの一覧

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南海トラフに対して筆者が行った企業での備蓄

・乾パン+甘いもの
これは企業では南海トラフ地震に対して一番置いておく必要がある備蓄です。一般家庭と違って1週間程度準備しておくのではなく、3日程度で十分とされています。缶詰にされたタイプや、袋に入ったタイプなど色々あります。経済状況などに合わせて備蓄の1つとして揃えておく必要がありますがさらに必要なのは1食に対して金平糖や飴などの甘いものが必要になります。これは水を節約するので実際に使われているテクニックです。乾パンだけ準備している企業の方はしっかりと備蓄をしておきましょう。

・水
これもやはり重要なものですが、企業に余力があるなら1人あたり3日分で計算すると合計9リットル程度の水を準備しておくのが一般的です。しかしながら、企業においては非現実的な備蓄となるので普段から従業員に伝えられる方はこれらを準備してもらったり、余裕がある方はウォーターサーバーなどを設置しておいても良いです。こちらの方がコストがかかってしまいますが、従業員の健康目的やお客さんが来たときでも南海トラフが起こればこれらを活用して下さいと言えば少しは安心感を与えられます。もしくは、緊急時対応の自販機設置など色々方法はあります。

・赤ちゃん用品
南海トラフが起これば、もしかすると企業によっては赤ちゃんが来ている可能性もあります。そのような場合は備蓄としてはオムツとミルクだけは揃えておきましょう。さらに、本格的に食糧難になれば赤ちゃんに優先してこれらを渡す必要が無いときであればカロリーを摂取することも出来るのでおすすめです。

・ラジオ
これは企業ではすでにあるかもしれませんが、今の時代においてはアナログで無いところもあると思います。企業で従業員が情報収集できるために1フロア皆がしっかりと音を聞けるくらいのラジオを準備しておく必要性はあります。もちろん南海トラフを想定していますので、乾電池で動くようなものが必要です。

・手袋
実際に南海トラフが起こり、障害物になってしまったものを片付けるには一苦労です。企業によっては、これらを撤去するための手袋をすでに準備しているところもあります。実際に手袋を使わない手作業より使う力が減ることから効率的に復旧に繋げることができます。1つ数百円程度のものなので、従業員の人数分だけでも確保しておく必要はあります。

・ライト
実際に企業レベルとなるとこれは普段から備えておくべきものです。物によっては空に向かってSOSを送れるものなど機能が多彩なものが販売されております。従業員の人数分は必要はありませんが、1つあれば乾電池1つで1週間程度明かりを灯せるほどエコなものもあります。備蓄としての他、治安の維持にも役立ちます。

・簡易トイレ
南海トラフなどの災害が起こると、衛生面の確保が非常に難しくなります。その1つがトイレです。しっかりと企業で準備しておくことで安心できます。トイレに行く回数などをしっかりと把握しておいて3日間使えるかどうかなど目的に合わせた簡易トイレを準備するようにしましょう。

・ティッシュ
いざとなればティッシュも必要になります。簡易トイレを準備しておくならばこれはしっかりと準備しておかないとどうなるというのは南海トラフが起こらなくとも分かると思います。それだけではありません、普段からどのような状況でティッシュを使っているかと考えてみるとどれだけ必要になるかお分かりいただけると思います。他には実際に火が必要となったときはこれを火起こしの1つに使えたりするので、実際に準備しておく価値はあります。できれば水に流せるタイプのであれば良いです。

・風邪薬かスポーツドリンク
企業判断で南海トラフであっても従業員に対しては使うべきではありませんが、1つはあると緊急時ならば従業員も納得して使うはずです。個人の判断に任せる形にはなりますが、風邪を引きやすい経営者の方であれば企業の備蓄としてはしっかりと保持しておきましょう。スポーツドリンクについては、いざとなれば脱水症状を起こす可能性もあるので、スポーツドリンクを使ってこれらを回避することができます。風邪以外の症状で困ったときの他、更なる食料難になってしまうことを考えれば少しは持っておくべきです。

・アルミタイプの防寒グッズ
これは冬に南海トラフが起こることを想定すると、実は一番必要な備蓄かもしれません。実際に使ってみると音がシャリシャリとするものの、保温性能は思った以上にバッチリとなります。企業で寝泊りする必要性があるほど南海トラフで被害が出てしまったとなればこれは是非とも視野に入れておくべきものです。布団にできたり、服に出来たりと色々あります。

・ウェットティッシュ
水が使えない状況を想定すると、これも必要です。水の節約が南海トラフでは課題になってしまうためです。手の衛生が保てないというのは意外なストレスになってしまいます。ちょっと甘いものを食べて手が汚れてしまってそのままというわけにもいきません。実際にそうなってしまえばストレスになることはすぐにお分かり頂けたかと思います。備蓄の1つとして企業さんであれば是非とも準備しておきましょう。

・レインコート+マスク
これらの組み合わせは南海トラフで最悪のシナリオになってしまった場合の備蓄です。原発がメルトダウンを起すと周囲は一気に汚染されます。マスクなどでまずは、呼吸器の安全を確保したり、衣類についてしまう前にレインコートを使い捨てにしておくなど準備が必要です。無闇な行動は避けるべきですが、企業そのものが汚染されてしまわないように備蓄しておきましょう。

・救急セット
南海トラフで怪我をしてしまった従業員や顧客に対して一時的でも手当てをするために必要です。オキシドールや消毒アルコール、サージカルテープ、消毒綿などなど1つになったものがあるので3日分は要らないものの、しっかりと備蓄しておくべきです。その中でも怪我だけではなく、火を起したり、ろうそく代わりにしたりと色々活用できるものがあります。