喘息は運動不足では起こらない

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喘息と運動不足

喘息患者の方は、多くの人に運動不足であることを指摘されたことがあると思います。しかしながら、それが本当かと思いながら運動をしていても改善しない方は今回参考にして欲しいことです。実は運動不足が直接的な関係で喘息になるということはありません。極論を言ってしまえば喘息発作の時にマラソンをすれば解決するのかと言われると多くの患者がNOであると回答すると思います。運動不足なりの改善方法もあるのでそれについても今回、紹介したいと思います。

喘息と運動不足

喘息と運動不足

喘息が運動不足で起こらない理由

喘息で病院で運動をしなさいと言われた患者の方が居り、筆者もその一人でした。しかしながら、筆者は運動はあまり好きではないので賛同派で着かねませんでした。そんな時期にマラソンがあって、無理矢理走って入院になったことを今でも思い出します。心肺機能は長時間の有酸素運動によって多少は鍛えられましたが、それ以上に体に与えた負担が大きかったのです。運動によるストレスが原因でした。それでは、運動不足の人で運動をしてはいけないのかと喘息患者の方に聞かれるとそれもまた違うという回答になります。以前、喘息の原因で書いたことがありますが、根底はストレスによるものです。運動によってストレスや運動不足を解消できる方も居れば、その逆もあります。さらに気管支に異常が起こっているわけで、喘息患者の方は異常を感じていない状態でも、一般の方の気管よりは酸素を取り込む能力が一気に落ちやすいです。それに無理な運動を重ねてしまうと、耐え難い発作に襲われます。運動不足の方で喘息をお持ちの方はまずは、ストレス解消目的ならば運動をすれば良いと思います。それに該当しない場合はすぐにやめるべきです。

喘息で運動不足の方におすすめな運動

それでも運動をしたいとおっしゃる場合は、水泳をおすすめします。水気によって気管が潤わされやすい環境にあるという説もありますが、一番は呼吸に関するトレーニングを運動中に行うので気管支が鍛えられやすくなります。試しに喘息発作が起こった時にあえて息を10秒くらい止めてみてください。恐らく苦しいはずですが、一気に酸素を体が取り込もうとするので一時的にも発作が軽くなります。運動不足の話に戻り、水泳をおすすめする理由として体脂肪を減らしやすく適度に筋肉を鍛えやすいということです。運動不足によって起こることはまずは全体的な筋力の低下が起こります。そうなってしまうと、日常動作が辛くなってしまって喘息を誘発しやすくなります。ちなみにこれも前述同様に、ストレスを感じる場合はやめてください。逆にそれを感じない範囲であり、続けられたり楽しい運動であれば運動不足の方は試してみる価値はあります。

運動不足より日常のストレスに気づけ

喘息患者の方は多くの場合、ストレスに悩まされていることがあります。日常動作が辛かったり、疲れやすかったり、そもそも対人関係で悩んでいたりと色々あります。そんなの一般人もそうだよと思ってしまいそうなものですが、その方達より同じストレスでも重さが喘息を持っている方ならば違います。また、それをはかるものさしなどはないので、自分判断で今はストレス環境下にあると感じた場合はそれをなるべく対処するようにしてみましょう。筆者は運動不足かどうか悩むより、こっちを解決した方が早かったです。これが治れば喘息の頻度も下がり、運動もしやすくなります。また、秋や冬になると喘息患者がさらに増えますが、これもまた気づいていないだけで季節特有の憂鬱さが喘息の引き金になっています。運動をするのも悪くはありませんが、ストレスを感じない状態で運動不足を解消するようにしてください。

日常動作が辛いレベルの運動不足なら別の話

例えば立ち上がるのが辛い、布団を敷くのが辛いというのであれば運動不足ですが、多くの場合、喘息患者でそのレベルならばまずは入院をしていると思います。日常動作がなんに対しても辛いという場合は足腰を鍛えるようにしてみると意外と楽になるのでこのようなレアケースに当てはまってしまった方はスクワットなどで運動不足を解消してください。喘息を誘発しやすい有酸素運動ではないので意外とおすすめです。


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