ドラッグリポジショニングについて成功例など分かりやすく説明!

カテゴリー
リポジショニング?

現在、ドラッグリポジショニングという言葉が流行っています。それっぽく日本語訳してみると薬を再び正しい配置にするということです。これで何となく意味はわかったと思います。しかし、もう少し分かりやすい説明というものがほしいと思うので医療現場に聞いてみたことや、成功例などを分かりやすく書いてみたいと思います。まず、ドラッグリポジショニングと聞くと難しい言葉のように思えますが、実は昔から医療現場でやっていたことなのかなと思うことがあります。

リポジショニング?

リポジショニング?

ドラッグリポジショニングを分かりやすく説明

実際に成功した話でありますが、抗うつ剤が胃薬として使われた事例があります。これは胃腸の健康面や食欲を回復させることでうつ状態なのを解決させる効果があります。本来は抗うつ剤だったの胃薬として活躍したという成功例です。このことをドラッグリポジショニングと呼びます。目新しいことでもなんでもなく、単にこれまで使われていたことですが、言葉が先進しているような感じがあります。例えば、これは普通にお薬を出す医者と違う、漢方を主に扱う東洋医学医と呼ばれるお医者さんが居ますが、ドラッグリポジショニングを行うような考えは既に持ち合わせています。行為に名前がついていなかっただけの話であり、五行思想と呼ばれる古代中国による思想に基づいて治療が行われています。例えば先ほどの説明のように、精神を治療するのであれば関係性のある胃を治療すべきだという考え方で実際に治ることがほとんどです。

ドラッグリポジショニングの成功例を具体的に挙げてみた

医療というものは、病名がついてそれに対して初めて薬が処方できる仕組みになっています。例えば先ほどの抗うつ剤の説明で挙げますと、ドグマチールです。既に治療できるようになっているのでドラッグリポジショニングとは呼びづらいですが、かつては抗うつ剤として活躍していました。しかしながら、これは後に胃薬として効くのではないかという考えから実際に効いたという報告があったので適応することに決めたようです。これをわざわざ行うメリットとしては、既に開発されていて安全性が確立されていることからいくつかの実験をしなくとも使えるということです。開発にかかるお金もほとんどかからずに、後は検証するだけといったことから医療業界での大幅なコストカットが見込めています。

ドラッグリポジショニングは問題点もある

本来の効能を別の症状の治療に使うという一般的から考えると謎の理論ですが、実際に使えるということはお分かり頂けたかと思います。もちろんこれにメリットばかりあるのではなく問題点もいくつかあります。ドラッグリポジショニングを行うことによって副作用が気になるところです。例えば一般的な鎮痛剤を別の治療に使えるのではないかと考えた時に問題となるのが胃腸の健康面についてです。特にロキソニンなどの解熱鎮痛剤は胃があれるような副作用報告が多く、十二指腸潰瘍の原因となったりもします。このことからも、本来の用途以外で使う場合はこのようなことを考えなければいけないというのが1つの問題点です。また、ジェネリック医薬品と呼ばれるものがあり、こちらの使用についてはどうするかという問題があります。先発品とジェネリックでは副作用の違いが出てくるので根本から変えないといけないという問題点もあります。その他、一般的な病院レベルで考えてもレセプトなどはどうするかといったことがあったり、普段の薬について慣れていて計算をする医療事務員でも、このあたりを知らない方となれば一気に医療現場は混乱を招くことになります。これらの課題をどう解決していくか、医療業界について動きを観察していきたいですね。


シェアする

フォローする

関連コンテンツ+広告
関連コンテンツ+広告