ベトナム産のマグロは日本並みに高品質

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現在、日本では日本食を食べることが難しくなってきております。それもそのはずで、食事の欧米化や資源の枯渇が問題となってきております。しかし、日本で作成されたものは安心感があり、食品に対する衛生面も他国に比べるとばっちり、何よりおいしいというところが味を重視する日本人にはウケるポイントです。そんな日本人を狙ったビジネスが海外でも展開されており高品質であり日本の技術も持ち合わせながら安く提供できるという展開になっているようです。なぜ、ベトナムのマグロが今注目されているのか解説してみます。

安心です

安心です

ベトナムのマグロは最初は苦戦していた

2014年の8月、ベトナムのマグロが日本へはじめて輸出されました。狙っていたのはお刺身に使うマグロであり、かなりの品質が求められます。10匹ほど日本に輸出されたうち刺身用のマグロに使われたのは1匹、その他は火を通すなどの料理に使われるという残念な結果に終わってしまいました。それもそのはず、刺身は日本の文化であり評価するのも日本人です。国外の甘い基準で通用するはずがありません。しかし、ベトナムはベトナムでの事情がありました。それは、マグロ漁の技術が日本より格段に遅れていたこと、マグロを保存するための技術に乏しいことが高品質で市場に出回らなかったのが原因だったようです。しかし、近年ベトナムがマグロ漁に力を入れるようになって、高品質に生まれ変わったのです。2013年からかなりの輸出量を上げて1.5倍にも増加させました。同時にベトナムにおけるマグロ漁の資金力も上がってきており、前述のような保存技術や漁をするための資金や技術が確保されるようになりました。現在において、マグロはベトナムを支える産業の1つであります。これまでは日本ではなく、アメリカへの輸出が大半だったようです。2012年のデータによると、輸出の割合の43%がアメリカへの輸出、日本へはなんと9%程度でした。それは先ほどの問題があったために仕方のない問題です。

ベトナムで捕獲されたマグロは安心

もちろん刺身でも

もちろん刺身でも

何故安心なのかと疑問に思われる方も居ますよね。海外の基準だしなんだかベトナムというだけで購入することを敬遠してしまう、味もそれなりだろうなと思われがちですが、先ほど書いたように数年前とは比べてマグロの保存技術や漁への技術は格段に向上しています。刺身で食べることが少ない文化のアメリカをまずは対象に販売して徐々に資金力や技術を上げていきました。刺身で食べない分鮮度はあまり確保しなくても良かったからです。結果的に高品質のマグロを保ちながら日本へ輸出できるということになります。傷ついたマグロやしっかりと冷蔵できていないマグロはすぐに鮮度が落ちてしまいます。マグロも生物なので当然のことなのですが、日本へ輸出されるまでの期間を考えるとやはり問題です。捕れたは良いものの、持ち帰りの際に鮮度がという問題もあります。そうした問題が、日本レベルから見てもクリアできるようになり、発展途上のベトナムではかなり期待をされている産業でもあります。そして、期待はすでに実ったようでこうやって日本のテレビ番組でも度々特集を組まれるようになりました。だからこそ、安心してベトナムのマグロは食べることができます。もし、おいしくない、品質がと思われる方は是非ともベトナムのマグロを食べてみてください。意外においしいことに気づけるはずです。


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