食品の安全が叫ばれているこの時代、どれだけ自分が食べている鶏肉が安全か確かめたことはあるでしょうか。恐らく何の考えも無く買っている方は多数ですね。さらには、身近なスーパーですら使われているという実態があります。そうしたことから、今回はどのような添加物が使われているか、それらは危険なのかを紹介します。
鶏肉も復活する添加物
そもそも、肉の色は何で決まっているかご存知でしょうか。色素たんぱく質の1つのミオグロビンで決まっています。ヘモグロビンの仲間のような物と丘換え下さい。鶏肉も同じで普通は処理をする際に、肉の色は実は黒色であることがほとんどです。酸素と結びついた瞬間これらは赤色に変化するもので、恐らく皆さんもよく黒い血液などは見たことがあると思います。肉の加工工場でも見た目をよくしたり、食事をする際にしっかりと処理されていなければ誰も買うはずが無いので皆さんの口元に運ばれるまではこのような努力が行われております。むしろ、肉が黒色の発色をしていると恐らく店舗や加工工場に添加物が使われているのではないかとクレームをつけてしまう方も居るようです。しかし、肉は古くなっても黒くなるのではないかと思われる方も居ると思います。それも正解です。しかし、ご安心下さい。古くなった鶏肉は熱を通したような黒色なものであり、添加物は使われておらず、単純に黒くなっていると考えて鶏肉を買うときの選択肢から外しても大丈夫です。それとは違うような黒色をしていればそれは限りなく新鮮な証拠ですが、基本的に付いている血液の色で判断すると良いです。そうでもない、綺麗な桃色のような鶏肉を恐らく多くの方は選択する場合がほとんどですがそれらに該当する方は今回特に要注意です。鶏肉が復活してしまう魔法の添加物をモリモリ摂取していると言うことになります。亜硝酸塩というものが使われており、これは肉の色が綺麗になる発色剤とも言われています。筆者も含め、皆さん大好きな家庭の救世主ですね。先ほど紹介したミオグロビンをうまく操って綺麗に発色させるように働きかけます。結果的に綺麗な桃色や赤色などに発色し続けることが可能です。一説によると亜硝酸塩はアレルギーを持つ方などには重症を招いてしまうということがあるようです。子供が大好きなソーセージにも含まれていることがありますがアレルギー症状が深刻な大人からお子様まで食べている方は控えてみると少しは症状が改善したというデータもあるようです。これらを検証している医師によると、亜硝酸塩という添加物そのものがアレルゲンとされているので、アレルギーが起こってしまうのは必然的なことであると証言しています。しかし、これは一説にしか過ぎずまだまだ研究段階の話ではありますが、亜硝酸塩そのものはヒトに対して毒性のあるものなので危険という認識は変わらず持っていて良いようです。
危険な添加物一覧
たくさんの危険な添加物はありますが、肉類などに使われている物や皆さんが食べるかもしれない製品などに良く使われているものを今回紹介しておきます。
亜硝酸塩:これは先ほどの通り、鶏肉などのミオグロビンに働きかけて新鮮さを演出させるための添加物であり、毒性も報告されています。アレルギーなどの症状に対して諸説では良くないとされているようで、ぜんそくや花粉症などが日本で増えているのはこれが原因ではないかとの見かたもあるようです。
BHA:これは中々腐らせないようにする物で、発がん性物質が体内で生成される可能性があるとのことです。これと亜硝酸塩が組み合わさることで、結構まずい組み合わせとなるようです。メインで使われている食品はバターや感想ワカメや冷凍食品などです。上記の添加物と組み合わさっていないか調べてみましょう。危険な添加物の1つでもあります。
ソルビン酸:かなり有名な物で、ジュースなどにも使われています。また、ちくわやカマボコなどの練り製品に使われている物で、添加物として入っていない製品を見つけるのが難しいほどです。これらの製品を腐りにくくするという目的で使われている物です。安全性については確立されていないことが多く、動物では悪影響が出ているとされています。しかし、ヒトに対してはどうなのかという検証はしっかりとできていないようです。一度に摂取する割合はかなり少ないので見逃されていることも多いのが現状です。危険かどうかと言われると難しい物ですが、筆者は危険な物の1つとしてみて良いのではないかと思います。